三田寛子も、実は「花の82年組」アイドルだ。多くの同期のライバルたちがデビュー40周年を華々しく迎えた中、歌舞伎俳優・中村芝翫を夫に持つ彼女がどのような思いでいるのか、非常に気になるところである。
アイドル歌手として花開き、その後はバラエティータレントとして大ブレイク。特に「笑っていいとも!」(フジテレビ系)の「寛子のおかし大好き」で、その持ち味は発揮された。
「91年に中村と結婚し、梨園の妻に。第一子を流産してしまいますが、その後、男児を3人出産すると、全員が歌舞伎役者として成長しました。夫を含めた4人の歌舞伎役者を支え、業界内外から、その立派な妻ぶりが高い評価を得ています」(ワイドショーデスク)
しかし、この数年は「懲りない夫」に振り回されてきた。芸能ライターが語る。
「16年に発覚した『初不貞』から、ほぼ毎年のようにスキャンダルを起こし、22年3月に、なんと4度目の不貞が報じられた。毎回、三田の『神対応』ぶりが絶賛されてきましたが、さすがに堪忍袋の尾が切れたのでしょう。9月には別居が明らかになりました。離婚の予定はないとのことですが、三田は『主人が今の生活がいいというのであれば』と、もはや勝手にどうぞの心境ですね」
3人の息子のためにも「離縁の妻」にはならないようだ。芸能ライターが続ける。
「インスタグラムに非常に前向きで、ほぼ毎日、投稿がありますが、3人の息子の名前はタグ付けされても、そこに夫の名前はありません。ほぼ仮面夫婦と言っていい状況でしょうが、天然キャラに見えて意志の固さはハンパではありません」
ホロ苦いデビュー40周年となってしまった。
(露口正義)