駒沢大学が2年ぶり8度目の総合優勝を飾った箱根駅伝は、3年ぶりに沿道での観戦が解禁。力走する選手たちを応援しようと朝から多くの観衆が訪れ、熱いエールの声が響き渡った。
しかし、多くの観衆がマスクを着用し拍手で選手を応援する一方、中継では「園子温ブラボー」などと謎のメッセージが書かれたプラカードを掲げるマスク未着用の人物が映り込み、「不謹慎すぎる」と非難の声が上がった。
箱根駅伝では「応援に関するお願い」として、「横断幕や旗、のぼり等をガードレールや橋などの沿道公共物へくくりつける行為は道路交通法等に違反します」としていたが、
「今回の『園子温ブラボー』のように意味不明なメッセージや、以前から『本人です』『××眼科』など、駅伝とは全く関係のない個人をアピールするのぼりやボードを掲げる観衆があとを絶たず。野放し状態が続いています。出場選手はもちろん、真剣に応援する人にとっては、目障りでしかなかったでしょうね」(スポーツライター)
箱根駅伝は、日本中が注目する正月のビッグイベントだ。今回のような事態をエスカレートさせないためにも、節度のない輩を「取り締まる」方法を考える必要がある。
(ケン高田)