「ハラスメント発言」で新年早々に炎上したシンガーソングライターのさだまさしに、擁護の声が殺到している。
さだは元日に放送された「2023新春生放送!年の初めはさだまさし」(NHK)に出演。「ももいろクローバーZ」が登場した際、メンバーの高城れにが結婚したことに言及。他メンバーに向けて「君たちもさ、やがては結婚してほしいわけよ。1人ずつさ、娘を産んでほしいわけよ」と発言した。
続けて将来的に「ももクロの2世グループ」を作るよう進言。「そこから引退していいのよ、君たちは。2代目を作ってから引退する。これがずっと続くと、歌舞伎みたいになれる」とコメントし、SNS上では「気持ち悪い」「これはアウトな発言」などと大炎上していた。
一見、ハラスメントのようにも思える発言ではあるものの、よくよく聞いてみれば決しておかしなことを言っているわけではなく、結果的には擁護の声が圧倒的になったようだ。ネットウォッチャーが語る。
「さだの発言内容は、有能な運動選手などに二世を求める声となんら変わりなく、取り立てて問題があるようには思えません。どうやら若い女性に『子供を作れ』と言っている部分ばかりがクローズアップされてしまったようです。最近は女性に対して結婚や出産を求める声が、軒並みハラスメント認定されてしまう。相手を揶揄するつもりなら問題外ですが、今回の発言は純粋なファンとしての願望であるだけに、むしろ問答無用の非難の方に違和感を覚えます」
元メンバーの早見あかりは20年10月末に第1子の女児を出産し、ファンからは将来のももクロメンバーを期待する声も上がっている。さだも、同じ気持ちからの発言だったのだろう。
(ケン高田)