ここまで突き抜けすぎると、もはや批判する気にもならない?お正月恒例の「バカ殿」で、2019年のテレビ番組とは思えないハラスメントシーンが展開され、視聴者の度肝を抜いている。
1月9日に放送された「志村けんのバカ殿様 お年玉コント大放出スペシャル」(フジテレビ系)では、バカ殿恒例のライトな艶シーンが連発。ランプの精に扮した岸明日香がバストを放り出さんばかりの艶っぽいベリーダンス風衣装で魅せたり、“肉布団”を所望したバカ殿を8人の水着女性でサンドイッチするなど、19時台のバラエティ番組とは思えないほどの爆走ぶりを見せていた。中でも特に子育て家庭を困らせたシーンについて、子育て中の芸能記者が苦笑交じりに語る。
「布団の冷たさをイヤがるバカ殿は、就寝中に尿意を催すと、湯たんぽに自分のブツを差し込んで用を足したのです。するとなぜかブツが膨張してしまい、湯たんぽから抜けなくなるはめに。添い寝のお女中が引っ張っても抜けません。ここでお女中が『少々お待ちください、いい考えがあります!』と人を呼びに行くと、現れたのは真っ赤な水着を着用したお笑い芸人の『たんぽぽ』白鳥久美子。その白鳥が艶ポーズを決めると、あら不思議、ブツがしぼんで湯たんぽが外れたのでした。このネタに最初は大笑いしていた子供も、オチがわからずきょとんとした表情。親としても具体的に説明するわけにはいかず、『体が冷えちゃったんじゃない?』などと適当にゴマかすしかなかったですね」
こんなトンデモシーンが繰り広げられてもネット上で炎上するわけでもなく、お茶の間をほっこりと笑わせていたバカ殿。やはりバカをやるなら徹底的に突き抜けたほうが、笑いとして昇華できるのかもしれない。
(金田麻有)