「負けず嫌いな甘えん坊。いつも全力で楽しそうで、笑顔をみせてくれるそんな姿がとにかく愛おしい毎日でした」
ABEMAで1月6日に最終話が配信された出演番組「私たち結婚しました4」の思い出を、終了後も番組公式ブログで綴り続けているフリーアナの貴島明日香。なんとその影響で「ファン離れ」が加速しているというから、驚きだ。
貴島は17年から昨年4月まで、朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)にレギュラー出演。その間、21年にオリコンが発表した「好きなお天気キャスターランキング」で1位を獲得した。
「ZIP!」卒業後はモデルやYouTube活動に専念し、昨年4月には初となる写真集「あすかしき。」を発売。同年8月からはABEMAの公式アナウンサーに就任し、そのABEMAで11月からスタートしたのが「私たち結婚しました4」だった。芸能ライターが言う。
「『私たち──』は『もしあの芸能人が結婚したら』をテーマに、芸能人同士の期限付き仮想結婚の様子を伝える恋愛バラエティー。貴島は俳優の久保田悠来と仮想結婚し、途中に出される『ラブミッション』を実行するごとに、徐々に距離感が縮まっていく。番組であることを忘れたかのように、素の表情を見せていました。最終話では、別れの時間が来ると号泣。ミッションにはない、積極的かつ濃密なキスまでしてみせ、演技を超えてドップリ浸かっている様子でしたね」
そんなリアルな貴島の表情を拝める計10回の放送だったわけだが、ネットニュースなどでその話題が取り上げられるや、不満の声が続出していたのである。
「もちろん、男性ファンからのものが中心です。『こんなの、誰が得する番組なのか』といった怒りの指摘も出ていましたね。貴島はこれまで男絡みのスキャンダルが皆無なのに加え、人見知りな『陰キャ』で、ゲーム好きであることをアピールしてきただけに、興覚めしたファンが多かったようです。彼女にとっては、むしろそんなイメージを払拭するための挑戦だったとしても、それまでのファンを多く失う誤算が生じるかもしれません」(前出・芸能ライター)
「お天気キャスター」からの脱皮は、なかなか難しいようだ。