「アーニャ、ピーナッツが好き」のフレーズや「あざざます」「がんばるます」という、語尾に「ます」をつけるセリフをよく耳にしたことはないだろうか。
実はこれ、累計発行部数2900万部の人気漫画「SPY×FAMILY」の主要キャラクター、アーニャである。「SPY×FAMILY」は昨年4月期にシーズン1、10月期にシーズン2がテレビアニメ化された作品だ。
主人公の一流スパイが国の平和を守るため、偽装家族を作り暗躍する物語。アーニャは主人公の娘で、人の心が読めるエスパー。推定4~6歳とされている。
そのミュージカルが3月8日から29日まで、帝国劇場で上演される。それに先立ち、1月10日にアーニャ役の子役キャスト4名(池村碧彩・6歳、井澤美遥・6歳、福地美晴・7歳、増田梨沙・9歳)がお披露目された。
「当然のことながら人気作のオーディションをかいくぐった、ある意味、子役ながら『猛者』ですから、記者やカメラを前にしても物おじひとつせず、ユーモアたっぷりに自己紹介しました。『これで6歳?』『俺の就職活動の面接よりよっぽどしっかり受け答えしてる』など、大人が称賛するほどです」(アニメ誌ライター)
大人顔負けのしっかりした子役といえば、今や18歳に成長した芦田愛菜が真っ先に思い浮かぶ。1月9日、成人の日にORICON NEWSが「2023年期待の新成人ランキング」を発表したが、民法改正によって成人年齢が18歳に引き下げられたことで、芦田が1位に輝いたのだ。テレビ関係者が言う。
「芦田は10年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)の熱演から認知度を高め、11年『マルモのおきて』(フジテレビ系)など、数多くの人気作に出演してきました。本業の女優以外でも、バラエティー番組『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に久本雅美、いとうあさこと共に、MCとして出演。この時、芦田は7歳でした」
アーニャ役4人の中から近い将来、芦田を凌駕する女優が出現するか──。
(所ひで/ユーチューブライター)