今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」は、徳川家康の生涯を描いたものです。家康といえば、その死因が「鯛の天ぷらを食べたことによる食中毒」という説を聞いたことがある方もいるかと思います。私も幼い頃にその情報を知って以降、「鯛の天ぷらを食べたら死ぬ」と信じていました。
ところが最近の研究では「家康は胃ガンに冒されており、そこへ大量の油物を食したことで病状が悪化して、死につながったのではないか」という説が有力視されているそうです。「どうする家康」では、家康の最期をどう描くのか。楽しみです。
揚げたての天ぷらって、美味しいんですよね。サクサクの衣に塩をちょっとつけて食べると、もうこの上ない幸せを感じます。
さて、そんな天ぷらがカプセルトイになりました。それが「ウルカプキッチンシリーズ・天ぷらボールチェーン」です(写真)。ウルトラニュープランニング株式会社より、1回300円。ラインナップは「しいたけ」「れんこん」「えび」「パプリカ」「ブロッコリー」の全5種類です。今回、しっかりフルコンプいたしました。
写真でご覧いただけるように、ネタの質感だけでなく、衣の雰囲気も非常にリアルに再現されています。その名の通りボールチェーンが繋がっていますから、カバンなどに付けてもお洒落(?)です。もちろん、油で汚れる心配はありません。
以前、食品サンプルの工場を取材するテレビ番組を見ましたが、その細かい作業に驚き、リアルさを追求するための高い技術に感動を覚えました。天ぷらのサンプルを作る過程も紹介されていましたが、先に作られたタネに、本物の天ぷらと同じように、衣を絡めていました。
ところでこの食品サンプル、外国の方が日本に来た際のお土産としても人気だそうで、確かに観光地なんかでも「お寿司のマグネット」や「スイーツのキーホルダー」なんかをよく見かけます。でも、意外とお高いんですよね。いや、その作成手間やらなにやらを考えれば、納得の価格ではあるのですが。
その点、こちらの「天ぷらボールチェーン」は300円と、実にリーズナブル。皆さんも見かけた際に、やってみてはどうでしょう。
(カプセルタロウ)