社会

中国総領事が大ウソ「トルコ地震に耐えた」自画自賛のつり橋は韓国製だった

 トルコ南部で発生したマグニチュード(M)7.8の大地震。現地では現在も懸命の捜索活動が行われているが、残念ながら。これまでに4万人以上が亡くなっている。

 そんな中、中国の張美芳・駐北アイルランド総領事がツイッターを更新。トルコ西部のダーダネルス海峡を横断する世界最長のつり橋「チャナッカレ1915橋」の動画を投稿し、「中国がトルコに建設した橋が地震に耐えた」などとツイートした。しかし、この橋は実際には韓国の業者が施工しており、世界中から失笑を買っているのだ。

 海外のゼネコン事情に詳しい建築ジャーナリストが語る。

「チャナッカレ1915橋は、トルコのアジア側とヨーロッパ側を結ぶ全長321キロの世界最大のつり橋で、昨年3月に完成したばかり。ただ、そもそも今回の地震があった場所とは1000キロ以上も離れており、『地震に耐えた』としていること自体が意味不明です。韓国では自国の技術で架けた橋を『中国製』とされ、さらに世界中に拡散されたことに不満の声が渦巻いています。総領事ともなれば、政府の中でもかなりの要職のひとつ。それが平気で大ウソを吹聴するのですから、中国という国がいかに欺瞞に溢れているか、分かるというものです」

 投稿は2月14日の段階で削除されている。他国の不幸を尻目に自国の技術自慢をし、さらにはそれが韓国の産物だったというのだから、開いた口が塞がらない。

(ケン高田)

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