ジャニーズの人気グループ「King&Prince」が、2月22日の「ZIP!」(日本テレビ系)にて、新曲のパフォーマンスを披露した。12枚目のシングルとなる新曲は「Life goes on」「We are young」というタイトルでのダブルAサイドシングル。ところが、このふたつのタイトルを見て、BTSファンが仰天したというのだ。いったいなぜか。
「Life goes on」はBTSの有名なヒット曲と同じタイトルであり、「We are young」は、BTSの「EPILOGUE:Young Forever」のサビで何度も繰り返される歌詞。「いつか観客がいなくなったとしても、永遠に少年の心のままで歌い続ける。どんなことがあっても夢と希望を持って前進し続ける」という意味を持つ。
メンバーのジミンはかつてこの曲について、
「とても意味がある曲です。困難な時期を乗り越えた時に助けてくれました。ARMY(BTSファンの通称)が僕たちのために歌ってくれた、最も美しい曲のひとつでもあります」
と語ったほどだ。
さらには昨年、BTSメンバーのJINが兵役に行く直前、7人が揃うステージでは必ず披露し、メンバーやファンとの大きな絆を確認し合った。まさにBTSとファンにとって、深い思い入れのある楽曲なのだ。韓国事情に詳しいエンタメライターは、
「パクリとまでは言いませんが、BTS を意識しているとしたら、そのまんまですね。BTSは解散こそしませんが、メンバーが順次兵役に行く前の第1シーズンは終了ということで『Life goes on』や『EPILOGUE:Young Forever』をよく歌っていました。そんな楽曲と同じ、しかも同じストーリーの曲を出すキンプリは、もうすぐ解散。偶然の一致だというのなら、ものすごい偶然です。キンプリの平野紫耀はBTSを意識している、と聞いたことがありますが…」
ちなみに「We are young」の作曲者はなんと、玉置浩二。メロディーがとても美しく、キンプリが爽やかに歌い上げている。メンバーの岸優太の主演ドラマ「すきすきワンワン!」(日本テレビ系)の主題歌でもあり、いずれにしても大きな話題になることは間違いない。