3月いっぱいで隔週コメンテーターを務める「ワイドナショー」(フジテレビ系)を降板すると報じられている、ダウンタウンの松本人志。
当初は毎週出演していたのが、昨年4月からは隔週に。番組内でも卒業を匂わせる発言が目立つようになり、モチベーションが下がっているのは誰の目にも明らかだった。
しかも松本の出演が隔週になって以降、裏番組の「サンデー・ジャポン」(TBS系)には視聴率で大きく引き離される始末。今年4月からは同じフジテレビで中居正広との新番組『まつもtoなかい』がレギュラー化されることが決まり、松本の降板は時間の問題とされていたのである。
新番組に集中するための降板とも思われるが、2月24日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)では、松本が自身の「引退時期」について口にした。
この日のゲストで元宇宙飛行士の野口聡一氏に「全身全霊をかけて何かをやった、その次の朝、どうでしたか」と質問されると、松本はこう答えたのだ。
「『芸能界を辞めます』って言って辞めた次の朝、どんな感じになるのかってことですよね。どこかで僕は幕を引かなきゃいけないので。多分、自分で辞めると思うんです。そこまで遠い世界の話でもないんで…」
なんとも衝撃的な告白なのだが、「そこまで遠くない」時期についても、
「早ければもう2年や。遅くても5年かな」
なんと、具体的に断言したのである。松本は現在、59歳。2年後の61歳で、すでに芸能界を去っているかもしれないのだ。芸能関係者が言う。
「松本は94年の自著『遺書』では40歳で引退を宣言し、21年1月には『ワイドナショー』で、65歳で辞めたいと思っている、と軌道修正しています。実際に『ワイドナショー』を降板するとなれば、やはり今回の宣言通りになるのでしょう」
引退時期を視野に入れている松本にとって、「まつもtoなかい」は相当、気合が入る番組なのではないか。
(鈴木十朗)