3月4日に生放送された演芸番組「ENGEIグランドスラム」(フジテレビ系)に、MCとしてナインティナインとともに出演予定だった松岡茉優が、体調不良を理由に欠席した。
番組の前には「R-1グランプリ」決勝戦が生放送されていたことで、「R-1」でMCを担当した広瀬アリスが代役を務めることに。
松岡の事務所スタッフのツイッターが欠席を謝罪するとともに「急遽にもかかわらず、広瀬アリスさんがR-1に続きMCを引き受けて下さいました」としており、そのドタバタぶりが窺えるが、
「周囲への迷惑を考えれば、そろそろ番組を卒業するべきだろう」
と指摘するのは、制作会社関係者だ。
「2015年から始まった同番組は今回で20回目を迎え、松岡は初回からナイナイと司会を務めています。とはいえ、欠席は今回で5回目。理由は体調不良が2回、映画撮影や舞台が3回で、そのたびに局アナが代役を務めてきました。制作費を考えれば、最初から局アナにしておきたいところ。番組自体、芸人が主役ですからね」
松岡にはただでさえ「体調不良で欠席」のイメージが強い。18年には、三谷幸喜氏が作・演出の舞台「江戸は燃えているか」で、三谷氏が代役を務めたことが話題になったこともある。芸能ライターが語る。
「彼女は13年のNHK朝ドラ『あまちゃん』で世間の認知度が一気に上がり、翌年には深夜のバラエティー番組『うつけもん』(フジテレビ系)MCの仕事も舞い込んだ。演技もフリートークもイケる女優として、ブレイクしました。それが『ENGEI』の司会につながった経緯もあり、バラエティー番組へのこだわりは強い。それだけに女優として一本立ちした今も、無理をしてでも出演したい思いが強いのでは」
ただ、ドタキャンによる周囲のドタバタを考えれば、確かに卒業を考える時期なのかもしれない。