今年、広島から5年ぶりに古巣・巨人に復帰した長野久義が「やらかした」ことがいまだに語り草になっているという。
長野が事件を起こしたのはキャンプ中のある夜だった。その日、米メジャーリーグ・レンジャーズとのマイナー契約を結んだばかりの筒香嘉智がリモート会見を開いていたのだが、これにほろ酔い姿の長野が親しいスポーツ紙記者とともになんと「乱入」したのである。会見終盤に筒香に笑顔で手を振るなどしたため、直後から「あれは長野さんじゃないの」「何でリモート会見にいるの」などと大騒ぎになったのだ。球界関係者が語る。
「あの一件の後、長野と一緒に飲んで会見に出ていた大手スポーツ紙のX記者は、球団から呼び出されて『何をやってくれたんだ!』と大目玉を食らっていました。一方で長野はおとがめなし。球団内では『Xが会見に参加しなければ、うちの長野も手を振ることはなかった』と、X氏やその新聞社に責任を転嫁していましたね」
ちなみにこのX氏は、筒香との関係も良好だったことから、リモート会見に乱入してしまったという。とはいえ、同業者からは非難の声が集中した。
「いくら選手との距離が近いといっても、リモート会見に出てはダメでしょ」
酔っていたとはいえ、長野も記者も痛恨のエラーを記録してしまったようだ。