身から出たサビとはいえ、不運は続く──。
自らの下半身スキャンダルで離婚、事務所との契約を解除された東出昌大が「マタギ生活」を送っている様子に密着した特集映像が大炎上したのだ。
それは3月8日の「めざまし8」(フジテレビ系)。通常ならば、トップニュースとして、国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫・三浦清志容疑者が業務上横領容疑で東京地検特捜部に逮捕された件が報道されるかも、と誰もが思ったはずだ。
ところが真っ先に出てきたのが、東出のマタギ生活。「冒頭で出す必要はあるのか」「話題そらしだ」と、視聴者からは非難囂々である。
瑠麗氏のコメントはまだかと待ち続ける間、殊勝な面持ちで今の生活について語る東出の話は残念ながら、全く頭に入ってこない。
三浦容疑者逮捕の翌日でなければ「全てに疑心暗鬼になった」という東出のザンゲ独白も、ガスも通っていないトタン屋根の山小屋生活のかたわら食材の鹿を狩猟するマタギ生活も興味深く視聴できたのに。番組が不自然な取り上げ方をしたために、これが東出に飛び火、大炎上した格好なのである。芸能記者が言う。
「東出は2020年に映画で共演した唐田えりかとの不貞報道が出たことで、映画もCMも降板。所属事務所との契約解消後は年収200万円にまで落ち込み、別れた杏と子供への養育費の支払いもままならなくなったといいます。実話をもとにした映画『Winny』に主演し(3月10日公開)、芸能界に復帰する予定でした。これはタイトルにもなっている情報共有ソフト開発者の法廷闘争を描いた作品。東出が演じたのは、ある日突然、犯罪者扱いされた、実在するソフト開発者です。東出の境遇とは重なるものがある。唐田はもうすでに芸能活動に復帰しているし、過去にケジメをつけるためのドキュメントが、まさか三浦夫妻のアテ馬にされるとは。東出もつくづく運がないですね」
肝心の瑠麗氏については、番組中盤で本人のコメントが読み上げられ、永島優美アナによるコメンテーター出演を見送る旨の説明にとどまった。わずか1分だ。それなら番組冒頭に放映すればよかったのではないか。