フリーアナの神田愛花が、3月8日に放送されたトークバラエティー番組「あちこちオードリー」(テレビ東京系)で、切なる願いを訴えた。
占い師を通してホンネを言える「自作自演占い」コーナーに、神田が参加。要はニセ占い師に自身の今の心の内を言わせるおふざけ企画なのだが、占い師は「そろそろ古巣のNHKに呼ばれてもいいんじゃないかと思っている」「一パネラーとして、一生懸命に声を出して盛り上げるだけでいいからNHKに出たい」と神田の願望を代弁しのだ。
これに神田は、NHKを退社後、一度もオファーを受けたことがないことを明かしつつ、決してアナウンサーとして出たいわけではないと強調。「他の芸能人と比べて、一局少ない状態で戦っている」とグチり、「チコちゃんに叱られる!」や「鶴瓶の家族に乾杯」にも出演したいと訴えたのだった。
神田がNHKを退社したのは2012年。かれこれ11年もの間、NHKへの出演がないわけだが、いったいなぜなのか。NHK関係者が明かすには、
「番組では本人も『円満退社だった』と語ってはいましたが、9年近く勤めていたNHKでは入局当時から漢字もろくに読めず、『綱引き』を『あみびき』としてしまったり、致命的なものでは『巨人が5連勝』を『巨人が5連敗』、選挙の『公示』を『告示』と言い間違えるなどして、一時は報道局をほぼ出禁状態になった。加えて、上昇志向だけは強かったことから、NHKは扱いに困り果てていた面もありました。結果的に彼女の方から退社してくれたため助かったようなものですが、あまり良いイメージが残っていないのは確かです」
神田が言うように、バラエティー番組のパネラーぐらいならオファーがあってもよさそうなものだが、経過してしまった年数が、余計に縁を遠ざけているのかもしれない。