2021年に亡くなった脚本家・橋田寿賀子さんを追悼するTBSドラマ「ひとりぼっち─人と人をつなぐ愛の物語─」(4月9日放送)から泉ピン子が外されたと、3月11日配信の「FRIDAYデジタル」で報じられ、波紋を広げている。
同ドラマは嵐・相葉雅紀が主演で、上戸彩らが出演。3月8日に追加キャストとして、えなりかずき、角野卓造、中田喜子、野村真美、藤田朋子らの出演が発表された。いずれもドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」の常連組だが、その中に橋田さんと「親子」同然の関係だったピン子の名前がなかったことで、「見事までのピン子外し」と物議を醸す事態になっている。
ドラマのプロデューサーは石井ふく子氏。「渡鬼」は橋田さんが脚本、石井氏がプロデューサーのコンビでヒットを飛ばし続けた。
「石井氏がピン子を外したと思われます。それくらい、両者の関係は芳しくない」(芸能プロ関係者)
かねて週刊誌上でも、ピン子と石井氏の不穏な関係は報じられてきた。橋田さんの生前、「渡鬼」の撮影でピン子がえなりにきつくあたったり、橋田さんの死去後もピン子が遺骨を海に撒くと放言したりして、橋田さんサイドが眉をひそめたとされる。
意味深なのが、TBSの番組改編説明会と、追加キャスト発表のタイミングだ。
「TBSは3月7日に、オンラインで番組改編説明会を実施。ここでは、えなりらは発表されませんでした。明らかになったのは翌8日。7日の番組改編説明会で発表すれば、報道陣から『なぜピン子が外れているのか』と質問されますが、番組改編説明会後であれば、質問されることはありません。TBS側も段階を踏んで『ピン子外し』を用意周到に準備したと思われます」(テレビ関係者)
そもそもピン子はTBSだけではなく、テレビ各局から距離を置かれている。
「ひと言で言えば、なにかと気難しく、オファーしづらいからです」(前出・テレビ関係者)
2月配信の「日刊ゲンダイDIGITAL」では、つまはじきにされたピン子がヤケクソになって、ガーシー参院議員ばりにYouTubeで芸能界の不穏な情報を暴露する可能性を伝えている。
「排除」されたピン子は反撃に出るか──。