お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が「ぜにいたち」(ABEMA)で、休日の家族サービスでかかった驚きの宿泊費を明かした。
「こないだ休みあった時、ユニバ行こうと思いまして…」
と、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)へ行ったと切り出すと、1泊2日の日程で、息子の幼稚園でいちばん仲の良い友人の家族も誘って出かけたと説明。宿泊するホテルについて「こっちが誘ったから、ホテルはこっちで取ります。(宿泊費は)僕が出しますから、気を遣わないで下さい」と相手に伝えたという。
宿泊する部屋のグレードについて「自分の家族が泊まる部屋と同じ部屋じゃないとおかしい」と考えた山内は、「めっちゃいい部屋に泊まりたいタイプ」。当時、大阪は割引で20%ほど安く泊まれることが分かり、奮発して1泊8万円の部屋を取った。
ところが詳しく聞いたところ、先方は7人家族。両親と子供5人という大所帯であることが判明する。
ホテルをネット予約しようとすると「人数は5以上の数字を入力できない」と明かしてスタッフを笑わせた山内は、1部屋に最大5人しか泊まれないため、相手家族のために2部屋の予約をとった。合計24万円である。
「引くに引けなくて」と、その時の心境を明かした山内。ところがここで、落とし穴が待っていた。
チェックインに向かった山内はフロントで、割引には全員分のコロナワクチン接種証明が必要なことを知る。1枚も持っていなかったため割引は受けられず「100%全額払った」というのだ。
「山内さんが利用しようと考えたのは、コロナ禍のGoToの宿泊割引ですね。予約の際にサイトの注意書きをきちんと読んでいれば、記述があるハズなんですが。読んでいなかったのでしょう」(ITライター)
とはいえ、高給取りの山内にとって、20%の割引分4万8000円は、それほどのダメージではないだろう。事実、山内は、
「逆に清々しかった」
と語るのだった。
「息子さんの友人のご家族に大感謝されるし、お父さんとしての株はさぞかし上がったでしょう」(前出・IT系ライター)
24万円の出費も、高くはなかったことだろう。
(石見剣)