20年に一般男性と結婚した女優・石原さとみ(36)。昨年4月の第一子出産からもうすぐ1年、かつての「ラブコメの女王」はモロ肌を晒してフェロモンを振りまいていた。
「痛いって当たり前じゃないし、我慢することって普通じゃない。悩んでる方がいらっしゃれば受診していただけたらいいなと私はすごく思いますね」
生理痛についてこう訴えかけたのは、「みんなの生理痛プロジェクト」のブランドキャラクターに就任した石原。公式サイトにインタビューを含む約3分の動画がアップされたのは、3月8日のことだった。
芸能記者が興奮気味に語る。
「冒頭では、スチール撮影のメイキング映像を公開。石原は白のタンクトップで登場し、やや前傾姿勢の座りポーズを取っていました。印象深いのは露出面積の大きさ。二の腕や肩、さらに胸の谷間まで、真っ白な肌を存分にさらして人妻フェロモンがダダ漏れ。ファン垂涎のお宝映像ですよ」
そんな石原は独身時代、15年の「5⇒9~私に恋したお坊さん~」(フジテレビ系)をはじめ、多くの恋愛ドラマに出演。現在は情報番組「あしたが変わるトリセツショー」(NHK)でMCを務めている。芸能評論家の平田昇二氏はこの経歴を踏まえて話す。
「かつては人気俳優を相手にあざとい小悪魔キャラを演じることが多く、女性からの支持率という点では、同世代の女優に後れを取っていました。しかし、結婚と出産を経て、女性ファンが急増。結婚相手が普通のサラリーマンというのも好材料で、生理関連のCMに抜擢されたのも納得です」
今回のプロジェクトは、「#生理痛を甘く見ないでほしい」というコピーのもと、生理痛に苦しむ女性へのサポートを発信している。
コピーライターの橋本未来氏は石原の抜擢をこう見る。
「ここまで『生理痛』というワードをストレートに出せるのは石原さんのキャラクターがあってこそ。かつて、生理用品のCMといえば、笑福亭鶴瓶師匠が月に扮して『こんばんは、お月さんですけど』と女性に話しかけることで生理を表現するなど、直接的な表現を避けるのが一般的でした。理由はどうしても血を連想させてしまうから。しかし石原さんが『生理痛を甘く見ないで』と言ってもまったく血生臭くならない。肌の露出は多めでも、女性を敵に回さないエロスを感じさせます」
それにしても圧巻なのは映像からあふれる石原の人妻フェロモンだ。その源泉を探ると‥‥。
「単発番組のナビゲーターはOKでも、女優業についてはいまだ活動休止中。北川景子(36)が産後7カ月で連ドラ復帰したことを考えるとスローペースかもしれませんが、『子供は最低2人』というのが石原の宿願。第二子に向けて子作りの真っ最中との情報もあり、艶っぽいフェロモンは夫婦愛の表れではないでしょうか」(前出・芸能記者)
くだんのPR動画で生理痛への理解を深めつつ、吉報を待ちたい。