芸能

今世紀の連ドラ最低視聴率を更新するのはどのドラマ?

20140730natu-2

 7月期ドラマの視聴率が低迷している。

「どこかの局が突出して悪いのではなく、まんべんなく低く、いわば総崩れ状態。いくらレジャーシーズンの夏で在宅率が低く、高い数字が見込めないからといって、はなから勝負をあきらめたようなラインナップばかり。視聴者をその気にさせる努力すらせず、逃げている」(芸能記者)

 フジテレビ系の火曜9時枠の「あすなろ三三七拍子」はその筆頭だ。初回が7.7%。2話が5.1%にダウン。早くも同枠のワースト記録を更新、29日放送の3話では5%割れ必至、今世紀連ドラ最低視聴率(3%)更新すらささやかれる事態に陥っている。主演は13年ぶりに連ドラ主演に返り咲いた柳葉敏郎(53)。ヒロインはドラマデビュー以来低視聴率街道ばく進中の剛力彩芽(21)だ。

「リストラの代わりに大学応援団の立て直しを任されたさえないサラリーマン(柳葉)と応援団員の女子大生(剛力)の孤軍奮闘物語。とにかく話が古いし、登場人物も暑苦しくて、見せ場がない。ミニスカのチアリーダーならその気にさせるが、猛暑続きの日本列島で肌露出ゼロの剛力を見たがる視聴者が、いったいどこにいるというのか。おまけに柳葉、反町隆史、菊池桃子らトレンディードラマ時代の役者をキャスティングするとは…。演技派なら起用に納得もできるが、そろいもそろって大根役者。昔のまんま、ワンパターンの演技を再現されても、イタイだけ、まるで拷問ですよ」(TV誌ライター)

 他にも低視聴率ドラマは鈴なりだ。陣内孝則主演の「獣医さん、事件です」(日本テレビ系)はすでに3%台(3.8%、3.9%)が2回続いており、打ち切り必至だ。

 テレビ誌記者が言う。

「ひさびさの主演で舞い上がり、気合を入れすぎた陣内が1人で暴走。勘違い演技を連発して、現場は手の付けられない状態になっている」

 16年前、35.7%の最高視聴率を記録、夢よ、もう一度とキャストを一新。EXILEのAKIRA主演で焼直されたドラマ「GTO」(フジ系)も坂を転げ落ちるように、右肩下がり(9.7%→7.1%→6.2%)。このぶんでは、どのドラマも秋までとても持ちそうにない。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」