元AKB48の篠田麻里子(28)がプロデューサー兼デザイナーを務めていたファッションブランド「ricori(リコリ)」が、多額の負債を抱え営業停止により事実上倒産した。ソロになってからご難続きの篠田にとって、タレント生命を脅かしかねない事態なのだ。
全国紙経済部記者が解説する。
「東京、大阪、福岡にあったリコリ3店舗が突如閉店を発表。ウェブストアも営業停止。20億円もの負債を抱え自己破産申請を行う見通しです」
倒産が秒読み段階となったファッションブランド「リコリ」。その余波は“広告塔”を務めていた篠田の肩に重くのしかかった。そのキッカケとなったのが、営業停止が発覚した直後の7月16日のツイッターの書き込みだった。
〈ricoriが閉店することになり大変驚いています。私篠田麻里子も去年までアドバイザーとしてお手伝いしていただけに残念です。今までricoriを応援してくれたみなさんありがとうございました〉
ところが実際には、今年の春まで、ブランドのイメージキャラクターとして活躍していたのだ。
「今年3月末に東京と福岡で開催されたファッションショーに篠田はリコリのモデルとして登場しています。その際、プロデューサー兼デザイナーという肩書で紹介されていました」(女性ファッション誌編集者)
さらに、今回の営業停止のドタバタ劇で、篠田の“ちょいダサい”ファッションセンスも明るみに出た。女性ファッション誌「MORE」(集英社)の専属モデルを務めるなど、ブログや写真投稿アプリなどで“おしゃれリーダー”ぶりをアピールしていた篠田だが、テレビ番組の共演者からはファッションセンスを酷評されたことがあったという。
「着丈が極端に短いシャツを着用し、ヘソまる出しで、朝の情報番組『PON!』(日テレ系)に出演した際に司会を務めるビビる大木(39)に『大丈夫? おなか冷えてカゼひかない?』と突っ込まれていた。その後に出演したバラエティ番組でも篠田は懲りずに同様のヘソ出しファッションで出演。そこでも共演者や番組スタッフの失笑を買っていました(苦笑)」(日本テレビ関係者)
地元福岡の服飾専門学校に通っていた篠田にとって、ファッションブランドの立ち上げは念願だったが、わずか1年半で頓挫。
「AKB卒業後はプロポーション維持のために週3回ジム通いをしていたが、それもサボりがちで、最近は西麻布にある会員制バーに入り浸っている。『AKBを卒業するタイミングを早まったかも』と嘆いているとも聞きます。一人焼き肉にも足繁く通い、以前よりもかなりポッチャリしてきた。さらにイメージダウンにつながらないか心配です」(芸能プロ関係者)
芸能界で生き残るために頼ったのがおしゃれリーダー力だっただけに、ブランド倒産のショックは計り知れない。
「演技力がないため女優としては厳しい。またバラエティ番組に出演しても、元キャバ嬢なのにフリートークも苦手。そんな篠田にとってファッションは、生き馬の目を抜く芸能界で生き残っていくためのトリデだった。そのメッキも剥げ、まさに五里霧中の状況」(前出・日本テレビ関係者)
このままでは「下からマリコ」になるのは確実だ。