TBSラジオの人気番組「赤江珠緒たまむすび」が3月30日に最終回を迎え、11年の歴史に終止符を打った。
「リスナーからは、番組終了を寂しがる声が上がっています。特に元木曜日パートナーのピエール瀧(電気グルーヴ)のファンは無念のようですね」(芸能ライター)
ピエールは薬物事件で2019年3月12日に逮捕され、番組を降板。ファンからは「いつか『たまむすび』パートナー復帰を」と望まれていたが、再登場が叶わないまま、番組は終了することになった。
そのためリスナーからは、赤江が番組の最後にピエールについて何か触れるのでは、と期待する声が上がっていたのだ。
「赤江は番組の最後に『答辞』と称した、番組出演者やスタッフ、そしてリスナーへの17分にもわたるメッセージを読み上げた。ピエールへの言葉もありました」(前出・芸能ライター)
赤江は曜日ごとにパートナーやその他の出演者への感謝の言葉を述べる中、ピエールに対しては「いろいろありましたが、おかげさまで金(きん)が値上がりしました」とコメントしてスタッフの笑いを誘った。そして「また、実家にもどうぞ、お越しやす」と続けた。
「『いろいろあった』というのはもちろん、不祥事と降板のことでしょう。その後、水曜日パートナーの博多大吉と赤江の『芝生ゴロ寝お花見デート』が週刊誌に報じられた際には、赤江のモチベーションが下がり、番組を終わらせる気でいると大吉に相談していた、などと言われたこともありましたね」(前出・芸能ライター)
いろいろあったにせよ、ピエールが赤江にとって印象深い共演者であったことは間違いない。いつか別の番組で、2人の共演が実現する日はやってくるのか。
(石見剣)