いくら千原ジュニアといえども、さすがにやりすぎではないかのか…。視聴者からそんな声が上がったのが、4月1日放送の「千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅」(テレビ東京系)第14弾だった。ジュニアはこれまで3回連続で失敗し、今回はなんとしてもゴールが求められていた。ところが千原はのらりくらりと旅を続け、またしてもゴールできなかったのである。
旅に臨むジュニアの態度は以前から疑問視されていた、とテレビ誌記者が言う。
「同じくテレ東旅番組に出ている太川陽介や福澤朗に比べると、ジュニアはかなりお気楽に旅をしています。遅れ気味でもちゃんと食事をするし、ほぼ必ずビールで乾杯します。太川は1日1食が通常。ジュニアからは、なにがなんでもゴールするという気持ちは伝わってきません。それに業を煮やしたのか、番組スタッフは今回、厳しい新ルールを作り、距離も以前より長くなりました」
番組の愛のムチをものともせず、ジュニアはいつも通りののんびりムード。2日目には目を疑うような行動を起こした。
地元住民からぜひ行くべきだという寿司店を紹介された一行は、豪華な寿司とともに、シャンパンのフルボトルを飲んだのである。
「注文したのはゲストの勝俣州和ですが、ジュニアも一緒になって泡を楽しんでいました。テレ東の旅番組で昼食にシャンパンを飲んだ人など、見たことがありません。ガチが売りなのに、こんな暴挙に出るとは。結局、かなりの時間をこの寿司店で費やしたことで、旅はまたしても失敗に終わったのです」(前出・テレビ誌記者)
ジュニアはこれで4連敗。クビが言い渡されてもおかしくない。事実、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の田中要次と羽田圭介は、通算成績で負け越してクビになっている。この時、2人はなんとか継続を望んだが、テレ東はバッサリ切り捨てた。
次回、ジュニアにもクビを懸けた旅を強いて、緊張感を取り戻すべきだろう。