4月9日、横浜スタジアムで行われたプロ野球DeNA対中日戦で、ダチョウ倶楽部の肥後克広と寺門ジモンがセレモニアルピッチのゲストとして登場。横浜スタジアムが笑いと涙に包まれた。
ダチョウ倶楽部のセレモニアルピッチは、2年ぶり7回目。昨年5月11日に61歳で亡くなった上島竜兵さんの過去6回の様子がまとめてバックスクリーンの大画面に流れると、三浦大輔監督に扮した寺門がリーゼントのカツラを装着し、肥後とチア6人は白いタオルを頭にかぶった鼻毛メイクで登場。スタンドに向けて「ヤー!」と掛け声を放った。
この後、肥後が始球式を行い、バッター・入江大生がセンターに打ち返す。「始球式のボールを打つな!」と肥後がキレて詰め寄ると、止めに入った捕手役の高城俊人ブルペン捕手、入江とアクリル板越しにキス、というお決まりのオチで、観客を爆笑させたのである。
オリコンのYouTubeチャンネル〈oricon〉でその様子が公開されるや「笑えるのに泣ける」「上島さんのキス芸見たかった」など、故人を偲ぶコメントが。
ダチョウ倶楽部が横浜スタジアムに初めて登場したのは、15年4月4日。MCの「このヘルメットを使って、皆さんでアレをしましょう」の掛け声に合わせ、3人が登場した。この時は上島さんのギャグのひとつ「くるりんぱ」を観客と一緒にやって、連帯感を高めるものだった。
9日の試合で、DeNAは4連勝。「ダチョウ効果」は抜群だったのである。
(所ひで/ユーチューブライター)