所属事務所とのトラブルと芸名変更騒動などにより、のん(能年玲奈)が民放キー局のドラマには全く出演しなくなったせいか、NHK BSプレミアムで再放送中のドラマ「あまちゃん」が大好評を博している。
その「あまちゃん」のロケで、出演者たちが利用していた店について触れてみよう。まずは岩手県久慈市役所の関係者の談だ。
「番組でよく流れた喫茶店『リアス』の部分はスタジオのロケでした。久慈市のロケには12年11月に小泉今日子さんが来ていたようですが、13年の放送開始からは一度も来ていませんし、薬師丸ひろ子さんも来ていなかったと思います。常に来ていたのは主役の能年玲奈さんと、アイドル役だった橋本愛さん、アキの祖母役だった宮本信子さん、木野花さん、渡辺えりさんですかね。男性陣は北三陸の駅長役の杉本哲太さんと副駅長役の荒川良々さん、そして小池徹平さんが常連でした」
女性出演者たちは、駅から遠くない市街地の「モカ」という喫茶店を訪れていたようだが、ここはドラマで出てくる喫茶「リアス」のモデルとして知られる。卵サンドが名物で、ふわふわに焼いた卵がパンに挟まれて出てくる。店内には利用した能年やキョンキョンのサインも飾られている。
早朝ロケが多く、天気待ちもあったため、出演者にとってはハードな撮影だったはずだ。それでも杉本と荒川、小池は夕方にロケが終わってホテルに戻ってくるや、3人でタクシーに乗り、夜の街に繰り出していた。
「スナックでばったり、3人と会いましたが、明るい酒でした。腰も低いし、女の子に対して威張っていないので、好感を持ちましたね。『明日の朝が早いから』ってタクシーを呼んでもらって早めに帰っていきましたが、その後も何度か店に来ていたみたいですよ」(地元の自営業男性)
久慈にはスナックが固まっているような繁華街はなく、もちろんキャバ店やクラブもない。どうやらポツンポツンと点在するスナックを探して通っていたようだ。
一方の女性陣は、どこに行っていたのだろうか。
「12年11月に、キョンキョンがホテル近くのスナックにスタッフたちと来た、という話が広まりましたが、特定の店を何度も訪れたわけではなさそうです。ホテルから徒歩5分ほどのところにTSUTAYAがあるんです。そこで能年さんと橋本さんに会いました。レンタルビデオやDVDを真剣な顔で選んでいましたが、誰も気が付かなかったみたいでしたね」(地元住民)
この住民はまた別の日に、一人で歩いている橋本とすれ違ったことがあるというが、
「背が高くて垢ぬけていて、本当に美人でしたよ」
すれ違いざまに「じぇじぇじぇ」とは言わなかったらしいが。