スポーツ

原監督は他人事「12安打でたった1点」残塁の山を築く巨人「便秘打線」の体たらく

 巨人ファンはさぞかしストレスが溜まっていることだろう。

 4月14日の阪神戦は1対4で連敗となり、3カード連続負け越しで中日とゲーム差なしの最下位に沈んだが、問題はその試合内容だ。

 1番のオコエ瑠偉は猛打賞を記録するなど、先発野手は全員安打で12安打を放ったが、得点は2回、門脇誠の適時打による1点のみ。阪神の巧守に阻まれた場面はあったものの、3併殺で残塁8の体たらくだった。観戦者の間では「糞詰まり打線イライラする」「巨人の残塁祭りがヤバイ」など、ヤジのオンパレードとなったのだ。

 原監督は試合後に「なかなかあることじゃない」などと他人事のように語っていたが、4月7日の広島戦に4─2で敗れた際も、11安打しながら13残塁を喫している。スポーツライターが語る。

「その広島戦では8日も10安打3点、9日は8安打2点で同一カード3連敗。その前のDeNA戦でも5日、6日はそれぞれ6安打、5安打で完封負けを食らっている。大久保博元打撃チーフコーチは毎回のように『全部オレの責任』などと判で押したようなコメントを残しており、ファンのイライラが募るのも当然の話」

 ここまで効率の悪い攻撃に陥っている原因を、球団OBはこう指摘する。

「相変わらず足を使えない、使わないからでしょう。スタメンで走れるのはオコエか吉川尚輝ぐらいですが、出塁しても後ろの打者の長打を期待して動かず、プレッシャーを与えられないまま、併殺や残塁の山を築く。現時点で盗塁1という数字にも表れています。今季は走塁コーチに鈴木尚広を迎え、中山礼都には力を入れて盗塁の指導をさせていましたが、出番さえろくにもらえない。便秘状態になるわけです」

 ド派手な一発で決めたがるのは巨人の伝統だが、大差でしか勝てず接戦を落とす、ドツボにハマッたのである。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論