「この4月からは『ゴゴスマ』でレポーターを務めますから頑張ります。応援してください」
そんなメールが届いていたと明かすのは、情報番組などに出演していた上路雪江(じょうじ・ゆきえ)レポーターの知人女性である。
「頑張ってね、と返信したばかりだったというのに、まさかこんなことで騒ぎになるとは思いませんでした」
そう話すと、ガックリと肩を落としたのだった。
なにしろ、妻子のいるフリーディレクターとの、横浜での手繋ぎデート写真を撮られ、シティーホテルで6時間半も過ごしていたことが報じられたのだ。スキャンダルをレポートする側が、される立場に変わるや、番組から消えてしまった。
知人女性は、悩みを何度か聞かされていたという。
「『レポーターの仕事場がなくなりそうで、このまま仕事が続けられるのか心配なんです』とも言っていましたね」
上路は福島大学を卒業後、岩手「めんこいテレビ」(フジテレビ系列)の局アナとなり、その後、岩手放送(TBS系列)に勤務する男性と結婚して、めんこいテレビを退社している。フリーアナウンサーとなってからは「ビビット」(TBS系)、そして引き継いだ「グッとラック!」に登場していた。ワイドショーデスクが言う。
「『グッとラック!』の頃からレポーターではなくジャーナリストという肩書に変わりました。専門分野があるわけでもないのに、まるで専門家のように喋っているのを見て、随分と背伸びをしていると感じましたね。記者会見では積極的に質問しますが、ピント外れなものも。目立たないと職がなくなる、と焦っていたようにも感じました。レポーターでは需要がないと焦って、ジャーナリストという肩書にしたのではないかと思います。そういえば、原田龍二の不貞記者会見では舌鋒鋭く追及していましたが、ブーメランとなって飛んで来ましたね」
一方で、家庭でも悩みがあったようだ。前出の知人女性が明かす。
「夫のことは喋らないので、家庭が上手くいっていないだろうとは思っていました。彼女が悩んでいたのは息子さんのことで、高校生の時にたびたび学校に呼ばれた。将来が心配だと言っていました。自分と息子さんの将来が、彼女の悩みだったと思います。ただ、今回の不貞疑惑報道に対しする事務所の言い訳があまりにも稚拙で、世間の反感を食らったことは残念です」
6時間半もホテルの中にいて「トイレを借りただけ」とは、なんと長時間のトイレ使用なのだろうか。
「彼女は竹を割ったようなスパッとした性格ですし、心根が優しいですから、なんとか復帰してほしいのですが…。残念ながらこのままフェイドアウトしそうで、せっかく応援していたのに悲しいですね」(前出・知人女性)