4月21日の朝日新聞に掲載されたTOKIO元メンバー・山口達也のインタビュー記事が、物議を醸している。スポーツ紙芸能デスクが解説する。
「依存症なんだ」認めることが入り口──そう題したインタビューは、アルコール依存症から順調に回復していることを自らの口で語っているものだ。
20年に酒気帯び運転でバイク事故を起こすなど、酒浸りだった日々を懺悔し、依存症予防教育アドバイザーの資格を取得。設立した新会社での活動についても明かしている。現在も断酒生活を続けながら、アルコール依存症の自助グループに通っているという。
久々にメディアに登場した山口の、ツーブロックに刈られたヘアスタイルの顔写真が目を引いたが、
「確かにアルコール依存症は問題だが、何もかもそのせいにしている気がする」
「アルコール依存症よりも、女子高生にキスを迫るなどした性犯罪を語った方が世のためになる」
そんな苦言が噴出しているのだ。
18年に未成年に対する性暴力事件を起こしたことへの、手厳しい指摘だ。女性誌記者が打ち明ける。
「そもそもこの記事自体が、4月29日に山口も参加して開催されるオンライン・トークイベントの事前告知のようなものです。2度も事件を起こし、芸能界を追われた山口がなぜ、全国紙に登場できるのか。後ろ盾として、ジャニーズ事務所の存在があるのは間違いないでしょう。藤島ジュリー景子社長はTOKIOの育ての親で、山口を寵愛していたのは知られた話です。自らの依存症の経験をもとに講演会などを行う際に、『株式会社山口達也』という新会社の名前を使うのも、ジュリー氏の意向だそうです。見事に依存症を克服して禊を済ませることができれば、将来的にはジャニーズと合体する可能性もありそうです」
合体しても祝杯だけはあげられないはず…。