ツイッターの「認証済みバッジ」が予告通り一斉に削除され、有名人の間に動揺が広がっている。
ツイッターの名前の横にある青いマークは、利用者が本人であることが認められた際に付けられる、オフィシャルの証となっていた。しかし4月10日には、ツイッター社を所有するイーロン・マスク氏が、料金を支払っていないアカウントから、マークを4月20日に削除するとツイート。海外の著名人も容赦なく消され、ついに日本でも企業や芸能人のバッジが続々と削除される事態に至っている。すでに削除された「みちょぱ」こと池田美優は、
「芸能人とかのなりすまし増えたりしそうだねこれから」
などと懸念の声を投稿し、安田大サーカスのクロちゃんも、
「Twitterの認証マーク消えてるしん! あーん、なんなのぉー」
と嘆き節。河野太郎デジタル相はよほど悔しかったのか、自身の写真をバッジが付いていた時のものに差し替えている。
この認証バッジ、月額980円の有料会員になれば付けることができるというが、ITジャーナリストによれば、
「いったん消えてまた付いたとなれば、カネを出してまでバッジが欲しいのかと、イジられる原因になる。見栄えとしては欲しいものの、そんな副作用を警戒して、有料会員になることに二の足を踏む芸能人は多いようです。ただ、みちょぱがなりすましの続出を指摘しているように、980円を払えば誰もがバッジを付けられるとなると、もはやバッジの価値がなくなる。現段階では様子見が無難なのかもしれません」
たかがツイッターと考えれば、そこまでバッジにこだわる必要はない気もするが。