オフレコトークが表沙汰になって失脚する政治家や官僚が後を絶たないが、プロ野球界も対岸の火事ではない。護送船団方式の番記者たちにより、美談に仕立てられた醜聞は数知れず。化けの皮が剥がれるのも時間の問題なのだ。今宵も腹の底にイチモツを抱える球界関係者を緊急招集。すべて吐き出してスッキリしてもらおう。
A(スポーツ紙デスク) ヤクルトの村上宗隆(23)がピリッとしないな。昨季に55本塁打を打った頃からフォームを崩したと聞くけど。
B(球界関係者) 他球団に徹底的にマークされている影響は大きい。それと、例のスキャンダルのせいでメンタルに変調をきたしているんじゃないの(笑)?
C(民放局ディレクター) プロゴルファー・原英莉花(24)との熱愛報道ですね。すでに双方が交際を否定しているように、互いに仲のいい友人の1人にすぎないみたいです。いずれにしても、色恋が明るみに出たぐらいで動じる男じゃありませんよ。
D(スポーツライター) それでも報道が出た日に「俺に確認がなかったんすよ」と担当記者たちに不満をブチまけていた。どうも、熱愛を報じた「女性自身」の問い合わせを受けた球団広報が、村上に連絡しないまま「プライベートは本人に任せています」と定型的な答えをしてしまったらしい。そのまま事実とかけ離れた“真剣交際”の体裁で書かれたのが不服だったんでしょうね。
A 確かにゴルフをたしなむイメージのない村上だけに、不自然なカップリングだった。いったい、2人はどこで繋がったんだい?
E(球界OB) 都内にある球界御用達のカラオケバー「X」だよ。オーナーが社会人野球出身で、プロ野球選手をはじめとしたプロアスリートや会社経営者の常連客を抱えているんだ。
F(ベテラン記者) まさに村上も常連の1人。原も時々、顔を出すらしいな。スポンサーに連れられて来店したのがキッカケなんだとか。
E 女性が客側で来るのは珍しいですよ。というのも、この店の一番のウリは女の子の招集力。アイドル、グラドル、フリーアナウンサー、女優の卵、ラウンジ嬢などを、客の好みに合わせてオーナーが用意してくれる。年代は20代の若い子がメインで、店が仕切る形の“ギャラ飲み”ですよ。
B 基本、大人数で店ごと貸し切るスタイルなんだよな。毎回、おもむろに「黒ひげ危機一発」や「山手線ゲーム」が始まって、罰ゲームでテキーラを飲まされる流れになる。酒に弱い女の子は真っ先に潰されていたよ。
E 在京球団の選手なんかは、翌日が移動日の日曜、あるいは月曜に深夜0~1時ぐらいからスタートするパターンが多いかな。上京の曜日を選べない地方球団の選手たちは、ナイター後にメシを食べてからだね。店には酒と乾きものぐらいしかないから、小腹が空いたらオーナーに出前を頼んでもらうんだ。だいたい明け方の4時半くらいでお開き。そのまま各々が親密になった女の子と夜明けの街にタクシーで消えてくよ。
B 会計は女の子のギャラを含めて30万~40万円になるのが常。でも口止め料込みなんだから、億単位の年俸を稼いでいる一流選手からすれば安いもんだよ。もちろん、店で起こったことは口外禁止。強面のオーナーに「絶対に話すなよ」とドスの利いた声で釘を刺されるわけよ。
A 少なくとも、村上本人がどこかにリークするメリットはないんだな。