あの北川景子が関西弁で上沼恵美子を持ち上げ、ホメまくる。そんな異例の場面に、視聴者はさぞかし驚いたことだろう。
兵庫県神戸市出身の北川は幼い頃から、上沼のバラエティー番組「怪傑えみちゃんねる」(関西テレビ)を見ており、とにかく上沼の大ファンで、会いたかったという。それが実現したのが5月7日、「まつもtoなかい」(フジテレビ系)での共演だったのだ。
ついに「憧れの人」と面会した北川は「関西人全体のスター」「レジェンド」「しゃべってるだけで面白い」などと上沼を絶賛し、普段は見せない関西弁で熱弁。大ファンだというのはリップサービスではないかと懐疑的な様子を見せていた上沼が次第に目を潤ませて、感激した様子へと変化していく。
これを見ていた放送作家が苦笑する。
「上沼と同様、関西の大御所といえば、タレントで映画評論家の浜村淳。2010年、北川は主演映画のPRで浜村のラジオ番組にゲスト出演し、インタビューを受けました。その際、質問に『うん』『はい』などを繰り返すばかりで、終始不愛想な態度だった。これに浜村が激怒した。のちの番組で当時を振り返り、北川絡みの仕事はいっさい受けないと『共演NG』を出していたことがわかりました。この話は上沼の耳にも入っているはずなので、ズバッと切り込んでほしかったのですが…」
とはいえ、これでもかとホメ倒されてしまえば、そんな厳しいツッコミもどこへやら。
同じ関西のレジェンドに対し、こうも北川の態度が違うのは、表の顔と裏の顔のギャップなのか、はたまた、今はオトナになったということなのか。