タレントで歌手の上沼恵美子が12月13日、レギュラーMCを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に生出演。“在阪局”への怒りをぶちまける一幕があった。
上沼は昨年7月、25年間続いた関西テレビの冠番組「快傑えみちゃんねる」が終了。本来なら改編期の9月で終わるところを2カ月前倒しで番組が終了したことに加え、最終回で上沼が最後の挨拶をしなかったことで、同局との不和が取り沙汰された。
この日の「こころ晴天」では番組中、上沼が最近、半生を振り返る取材が多いという話題になり、「親ばかチャンリンで言ってるんじゃないですよ。息子のことボロクソにみなさん言ってますけど、そんなに悪い子じゃないし、ひょうきんな子ですよ」と発言。
これは「えみちゃんねる」の終了が話題になった際、同番組に構成作家としてかかわっていた次男が悪く書かれたことを指していると思われるが、さらに上沼は「悪いですが、在阪局のある局は、ちょっと捏造してますよ、息子のこと。自分たちが助かるために。私、全部知ってますよ。実は全部カラクリ知ってるんですけど、それ言うたらもう終わりや思ってるから。一応、お世話になった局やから。プロデューサーにボロクソ言われたけど、『上沼さん、あなたも変わらなければいけません』いうて偉そうに言いやがって。『なんや、何でそんなこと言われないかんねん!あの男に』と思いましたよ」とヒートアップ。共演者らも困惑している様子だった。
上沼といえば、15日には27年間、司会を務める料理番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(テレビ朝日系)の来春終了が発表されたばかり。
こちらについては、上沼は同局を通じて「こんなに長く続けさせてもらえるとは思っていませんでしたが、本当に楽しく一緒に学ばせていただき幸せでした。番組を応援してくださった皆様、27年間、本当にありがとうございました」とコメントを寄せており、円満終了だったことがうかがえる。
それにしても、“在阪局”に対しては、よほど怒りが溜まっているようだ。
(鈴木十朗)