8月19日から27日までハンガリー・ブダペストで開催される「世界陸上」のTBSによる生中継で、石井裕アナとともに総合司会を担うのは、江藤愛アナだ。
世界陸上を独占中継するTBSでは、25年間13大会にわたり司会の座にあった織田裕二と中井美穂が、昨年の第18回オレゴン大会で卒業。後任が誰になるのか注目されていたが、結局は局アナが起用される形となった。民放局スポーツ番組スタッフが語る。
「渡航費や1週間以上の滞在費、打ち合わせを含めた拘束によるギャラを考えての、経費節減と言えるでしょうね」
2人の局アナは、続く9月23日から10月8日開催の「アジア大会 中国・杭州」の総合司会を担当することも、同時に発表されている。
「江藤アナはこの期間、生出演するレギュラー番組の『THE TIME,』(木曜進行キャスター、金曜司会)、『ひるおび』(月~水アシスタント)はお休みで代役を立てるそうですが、それにしてもタイトなスケジュール。人気女子アナとはいえ、さすがに使い過ぎではないかとの指摘が、業界内でも上がっているんです」(テレビ制作会社関係者)
江藤アナはTBS入社15年目。21年には課長クラスの「エキスパート特任職トップスペシャリスト」に昇進しているが、
「中間管理職としての雑務が増える上に、レギュラー番組は増えるばかり。これは近年、TBSがフリーアナを主に起用したことで多くの女子アナが退職してしまったしわ寄せがきたものであり、若手アナもまだ育っていない。そうした環境の中、関係者の間ではここ数年、『見るたびに、江藤アナが痩せ細っていく』と…」(女子アナライター)
本人は「土日はしっかり休んでいる」と話し、体力面は問題ないとしているが、すでに37歳。今回の2つの大役でダウンしなければいいのだが。