8月18日に閉幕した「世界陸上2013」。やはり注目は、いまや夏の風物詩となった司会・織田裕二(45)のはしゃぎっぷり。ところがこの夏はなぜかおとなしかったともっぱらだ。
史上最速の男、ウサイン・ボルト(27)の3冠に沸いた「世界陸上2013」。選手以外で注目を集めたのが、今回で9大会連続のメインキャスターを務めた織田裕二だった。スポーツ紙芸能担当は話す。
「実は大会前、2年に1度の世界陸上を中継するTBSサイドから、織田降板の話が浮上しました。理由は、過去の織田のあまりのハイテンションぶりに日本陸上競技連盟が不快感を示したためです。特に、お気に入りとされるハンマー投げの室伏広治選手(38)や、アメリカの短距離選手、タイソン・ゲイ選手(31)が金メダルを獲得した際には、目を血走らせながら興奮する様子が『はしゃぎ過ぎ』と取られました」
ところが、そこで引き下がる織田ではなかったと広告代理店関係者が語る。
「これまで3000万円だったギャラを『半分でもいいからやりたい』と頼み込んだそうです。それならばと、TBSサイドも陸連を説得したと聞きます」
そんな背景があってか、今年のMCでは「どこか寂しげ」「元気がない」と言った視聴者からの声が多く聞かれる。テレビ誌ライターが話す。
「どうやら、テンションを抑えるように制作サイドからお達しがあったようですが、そういう声が上がっているということは、うるさくて暑苦しくても、これも夏の風物詩として受け入れられている証拠です。むしろ、金やプライドよりも本能ムキ出しの織田を応援したいです」
次回大会では、織田のハイテンションが復活するような男前な日本人選手の活躍を待ちたい!