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高木豊が「交流戦全順位」をズバリ断言! 阪神に立ちはだかる「不吉なデータ」とは…

 プロ野球セ・パ交流戦がスタートした。その前日に順位予想をしたのは、野球解説者の高木豊氏である。自身のYouTubeチャンネル〈高木豊Takagi Yutaka〉で公開した交流戦の順位は、次のようなものだった。

 12位・中日、11位・楽天、10位・ヤクルト、9位・オリックス、8位・西武、7位・巨人、6位・広島、5位・日本ハム、4位・ロッテ、3位・ソフトバンク、2位・DeNA、そして優勝は阪神──。

 リーグ最下位に沈む中日は交流戦でも最下位としており、

「セ・リーグで戦っていてもミスは多いし、得点力が低い。パ・リーグのピッチャーはいいので、そこでなかなか点は取れないだろうと思う」

 と一刀両断。意外だったのは、好調オリックスの評価だ。いわく、

「バランスが崩れてる。山本が発熱で登板回避したり、それにともなって抹消されたのが宮城だとか。主力がいつ戻ってくるのか」

「魔の8回」なる言葉が生まれるなど、まるでパッとしない巨人については、

「ちょっとピッチャーが弱いな。戸郷が昨年ほどの活躍はできないし。勝ち星はついてるけども、投球を見ていると、なんか不安定だし。あとは外国人と若手ピッチャー。7・8・9回を誰にするのか。いろんな問題はあるにしても、先発ピッチャーが弱いかなという感じはする」

 7位ではまだまだ浮上は難しくなる。

 DeNAに6ゲーム差をつけ、8連勝の勢いで交流戦に突入した阪神をV候補に指名したが、最近の試合でエラーが増えていることについては、

「それは負け試合の中で、直接負けが原因とするエラーではない。負けるなと思った時に、若手を使ってエラーする」

 と肯定的だ。一方で、交流戦には「不吉なデータ」があると、スポーツ紙デスクが言う。

「20年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、21年に再開。優勝はオリックスでした。この年、ペナントを制しましたが、日本一はヤクルトに奪われた。翌22年の優勝はヤクルト。前年同様、ペナントは制しましたが、日本一をオリックスに持っていかるという、2年連続で似たような展開に。阪神が優勝すれば交流戦では初ですが、もしも前2年のような結果が待っているとしたら…」

 ちなみに阪神は過去2年の交流戦で、いずれも2位だった。高木氏の予想は全的中するのか。

(所ひで/ユーチューブライター)

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