多様性社会の到来で、女子アナの評価基準も変わってきたのだろうか。スレンダーなモデル体型がもてはやされた時代は去り、気がつけば愛くるしい「ぽっちゃり美女アナ」が台頭。食レポで育んだムッチムチのボディは、もはや薄着衣装では隠しきれない。夏本番を前にポスト・水卜ちゃんを大捜索する。
ぽっちゃり型美女アナといえば新婚ホヤホヤの日本テレビ・水卜麻美アナ(36)が代表格。女子アナ評論家の丸山大次郎氏が近況を明かす。
「6月1日付で、アナウンス部副主任から主任へ昇進することが報じられました。『ヒルナンデス!』の食レポで大ブレイクして、フジの『○○パン』に代表される既存のアイドルアナブームに風穴を開けました。好感度だけでなく、アナウンス技術やMC能力も全局アナの中でトップクラスに高い。誰もが納得の人事だと思います」
これまで幾度となく「フリー転身説」が報じられたが、朝の帯番組「ZIP!」メインMC就任で「生涯日テレ」を決意したと言われる水卜アナ。昇格はいわばそのご褒美だろう、と日テレ関係者は見ている。
「局内での出世コースに乗ったのは確実で、実質的に社内の女子アナの中でトップの立場。退社の噂は完全に消えて、上層部は安堵しているでしょうね。ただ、最近とみにムチムチ度が増しています(笑)。『ZIP!』で恒例となった朝ごはんを早食いするコーナーの影響とも、単なる幸せ太りとも言われますが、公私にわたり食欲がさらに旺盛になっているんでしょう」
同局における「ポスト水卜ちゃん」論争では、これまで同タイプのぽっちゃりアナである尾崎里紗(30)の名がよく取り沙汰されたが現在は育休中。そこで丸山氏が指名するのが、5年目の河出奈都美アナ(26)だ。
「報道畑で着実にキャリアを重ねていて、顔だちの印象は細身の美女という感じなんですが、これが思いのほかグラマー。着やせするタイプで、新人時代から比べると、明らかにふっくらしています。番組内で、医師からお酒の飲みすぎを注意されたことも明かしていて、原因はそれか! と膝を打ちました」
担当する「news every.」などでも、初夏を迎え薄着になっていくにつれ、巨乳やYC(横乳)の強調シーンが増えており、セクシー面ではすでに「ミトちゃん超え」を果たしていると評判なのだ。
一方、ライバル局ではここに来てアラサー美女アナが台頭中。テレビ朝日の山本雪乃アナ(31)である。
「先日、海外出張中に自身のSNSで〈順調に肥えていますが元気です!〉と増量宣言したんです。もともと『熱闘甲子園』のキャスターを務めるなどスポーツウーマンキャラだった山本アナですが、過酷な海外ロケでもへこたれないバイタリティーを披露した上に、三十路を迎えて大人の女性のほどよい肉づきに変貌したことでファンも歓喜しています」(芸能ライター)
パワーの源は、実家から母親が冷凍して送ってくれるおにぎり。山本アナは毎朝こぶし大の大きなおにぎりを、1~2個食べることでエネルギーを蓄えているという。具もカレーに卵チャーハン、豚肉と小松菜の炒めなど実に多彩だ。
「大学のゼミでは『食農教育』を学んでいたので、食べることが好きなんでしょう」(丸山氏)
今後もさらに肉感的なボディへと進化しそうだ。