新旧「格差婚」を代表する2大女優のスキャンダルが世間を騒がせている。6月7日に文春オンラインで明らかになったのが、広末涼子(42)のW不貞騒動だ。
「お相手は、対談で知り合ったミシュランシェフのTさん。もともと広末ファンだったTさんと連絡先を交換。その後、広末が関係者とTさんの経営するレストランに通い、交遊を深めたといいます。記事によれば、広末は6月に入ってTさんが宿泊するホテルにチェックイン。両者は直撃に不貞関係を否定していたものの、広末の所属事務所が厳重注意するなど、その動向に注目が集まっています」(芸能記者)
広末は10代でショートカットの美少女アイドル女優として一世を風靡したが、その後、モデル男性と結婚後に離婚。15年に現在のキャンドル・ジュン氏(49)と再婚したが、以降も肉食ぶりが報じられている。
「15年に、モテ男・佐藤健の自宅マンションを訪問したと女性誌にスッパ抜かれた。その際も事務所に注意されイエローカードが出ていたが、最近は仕事で外出がちとなり、夫のジュン氏も地方滞在が多かった。その状況をいいことにして、ハメを外す生活に戻っていました。周囲に広末が離婚をほのめかしていたと報じられていますが、夫のジュン氏は離婚の意思ゼロ。しかも不貞疑惑も不問で、あくまで広末と添い遂げる構えです」(芸能プロ関係者)
くしくも広末のW不貞発覚と同日に離婚を発表したのが、95年にTake2の深沢邦之(56)と結婚した田中美佐子(63)だった。
「2人は、トレンディ女優とその付き人という関係を乗り越え結婚。元祖・格差婚として、当初はその行く末を危惧する声が上がりましたが、02年に長女が誕生。周囲の心配が杞憂なことを証明した。近年は、一人娘とのスリーショットをネット上に公開するなど、仲睦まじい様子が伝えられていた。しかし実際には、夫の深沢氏が思い詰めて帰宅恐怖症となり、首都高をぐるぐる徘徊してから自宅に戻る生活をしていたこともあったといいます。娘が成人になるのを待って離婚に踏み切ったようです」
かくも人気女優の結婚生活は難しいものなのか。ベテラン芸能記者が言う。
「女優は子育てが一段落すると、女優業を再度本格化したいという面がムクムクと頭をもたげる。これが夫婦の軋轢につながり、別居や離婚に至ります。広末夫婦の場合は夫が仕事に理解を示し、W不貞疑惑にも泰然。一方で田中の場合は、本格復帰で家を空けることに夫が難色を示したことも離婚の一因とされている。不貞そのものは熟年夫婦には、離婚の決定打にはならない時代です」