6月28日に放送された「テレビ東京音楽祭2023夏」に、過去6回にわたり司会を務めてきた広末涼子(42)の姿はなかった。コンプラ意識の高いテレビ局が、不貞トラブル渦中の女優を外すのは至極真っ当な判断か。とはいえ、ステージを飾ったのはスネに傷あるワケあり美女ばかりで‥‥。
渋谷の街を背景にスタンドマイクから柔らかな美声を響かせるのは、パックリ胸元を露わにしたコバルトブルーのドレスが抜群に“セクピー”な酒井法子(52)である。代表曲の「蒼いうさぎ」を熱唱した。民放局ディレクターが振り返る。
「テレ東の音楽番組に出演するのは26年ぶり。CM前に後ろ姿を映す演出を繰り返し、のりピーファンの期待感を煽っていましたね。定番の手話を交えた歌声は伸びやかで衰え知らず。デビュー35周年を記念して7月に発売されるアルバムにも期待が持てそうですよ」
09年に覚醒剤取締法違反で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。ホヤホヤの不倫行為とは比べ物にならない大罪だが、すでに罪は償っている。アニバーサリーイヤーに露出を増やしているが、
「『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)や『森田健作 青春の勲章は くじけない心』(ニッポン放送)の出演を控えている。最近の仕事は舞台やラジオが中心でしたが、禊さながらの地道な芸能活動が実を結びつつあります」(前出・民放局ディレクター)
17年に“変態不倫劇”を報じられた斉藤由貴(56)も出演。37年ぶりのテレ東音楽番組で「夢の中へ」を披露した。
「当時、不倫相手の開業医が斉藤のパンツを頭から被る写真が流出するも、ほぼノーダメージ。過去に尾崎豊や川崎麻世との不倫報道もある“魔性女”の特権でしょう。とりわけ今回の出演は厚待遇で、MCのTravis Japan・川島如恵留に『美しい‥‥』というタメ息を連発させていた。その光景はホストクラブさながらでしたよ」(前出・民放局ディレクター)
一方で、23年ぶりにテレ東の音楽番組に出演した篠原涼子(49)は、昨年にセルフカバーした「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」をパフォーマンス。21年に市村正親(74)と離婚したのちに報じられた不倫疑惑で大ダメージを受けたものの、
「文字通り女優人生にもバツが付けられました。最近は女優よりもアーティスト活動に熱を入れ、今回の出演も8月から予定しているライブツアーの宣伝色が強かった。このまま音楽活動に本腰を入れるのでは?」
十字架を背負ったオンナの歌声は身に染みる。これなら広末の復帰ステージもマジで心待ちにしたい。