たった一枚の写真がきっかけで、姿を消したタレントたち。スキャンダルこそ、芸能人にとって芸能生活を絶たれかねないアキレス腱だ。下半身スキャンダルにまみれたタレントたちの悲劇を追ってみよう。
現在は、フリーキャスターのトップをひた走る夏目三久(30)。だが、振り返れば、09年7月、写真週刊誌「FLASH」に恋人との親密な関係を匂わせるあの写真を掲載され、「おもいっきりDON!」などのレギュラーを降板、11年には日本テレビ退社の憂き目を味わった。
「『サガミオリジナル』と書かれたコンドームのパッケージを持ってニッコリほほえむ姿に、清純派アナの生々しいプライベートがかいま見えました。他にも2人がベッドで抱き合う写真まで掲載され、エースアナのメンツは丸潰れ。局の上層部が大激怒してしまった」(日テレ局員)
だがその後、バラエティなどに進出した夏目は、今やTBSの朝の顔に。みごとV字回復を果たした。
一方、AKB48を卒業したばかりの前田敦子(23)の“泥酔パンツまる出し事件”がスクープされたのは、12年9月のこと。
深夜12時頃、麻布十番の芸能界御用達「高級カラオケカフェ」のVIPルームで仲のいい大島優子や佐藤健、イケメンモデルたちとテキーラを30杯以上も飲み、泥酔した前田を佐藤健がお姫様だっこ。その時、前田のドレスアップしたスカートからよれたパンツがまる見えになっていたというもの。ファンには見せないプライベートの乱れっぷりに、佐藤との仲も取りざたされたが、今は歌舞伎役者との交際が順調のようだ。
86年10月に突然降って湧いたのが、あの山口百恵(55)の上半身ヌード写真の流出だった。写真誌「フォーカス」に掲載され、篠山紀信氏が写真を現像した会社を訴える事態に。
「86年当時から10年ほど前に撮影されたとされる百恵ちゃんのヌードは、彼女の物憂い表情もさることながら、小ぶりながらバストトップが美しく、たまらなくセクシーだった」(ベテラン記者)
百恵本人が若い頃の思い出に撮影したものが、アクシデントで流出した珍しいケースだった。
デビュー当時、国立大学出身の才媛グラドルとして注目された眞鍋かをり(34)のイメージを一変させたのが、ニャンニャン写真の流出だった。グラドルからマルチタレントに転身した03年に突如、写真週刊誌に高校時代から5年越しで交際していた男性とのベッド写真が掲載されたのだ。
「目伏せがされた男性とはすでに破局していただけに、『眞鍋とヨリを戻したくて持ち込まれた』との憶測も飛び交ったが、あまりにも不可解な流出でした」(芸能関係者)
元SDN48の芹那(29)が「フライデー」に熱愛報道されたのは、13年6月。当時、恋人と噂された小池徹平の高級マンションを訪れた帰りに、しゃがみ込んで自宅の鍵を必死に探しているところを撮影されたのだ。ストッキングの上からも薄いブルーのTバックがクッキリ。勝負パンティなのは一目瞭然だった。