毎回楽しみな「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)の「女性芸能人スポーツテスト」。女性タレントたちが身体能力を競い合うだけの企画だが、真剣に「50メートル走」や「走り高跳び」に挑む姿が尊い。
過去には、陸上短距離走のインターハイ出場経験がある国生さゆりがリレーでアンカーを務めるも、途中で転んで勝利を逃し、マジで悔しがったりも。昨年は、普段の抜けた喋り方からは想像できない程の俊足で、あのちゃんが「50メートル走」の予選レース1位を獲るなど(決勝では惜しくも3位)、出場者の意外な一面を見られて感動ものだ。
などと言いながら、必死で走る彼女たちの表情の下で揺れる双丘に否応なく目を引かれ(昨年などは、みちょぱが走ってる最中にアンダーウェアがズリ落ちてしまう嬉しいアクシデントも!)、「上体反らし」でプルプル震えながら顎と胸を突き出し悶絶する姿はなかなか艶っぽい絵面だし、そちら方面の見どころも満載なのである。
そんな「女性芸能人スポーツテスト」が6月13日に放送された。今年は総勢22名が参加し、うち14名が初参戦。個人的には先述したあのちゃんが今回、不参加なのは残念だったが、今年もしっかり魅せてくれました。
中でも4年ぶりの開催となった「ロングスライディング」は素晴らしかった。屋外競技場に設置された40メートルのローションロードに、助走をつけてヘッドスライディング! 滑って進んだその距離を競うという、説明を聞いただけで興奮ものの競技だった。より滑りをよくするために、記録に挑む前の選手たちは自ら全身に「ぬるぬるローション」を塗りたくるのだが、これによって「体操着の下」が透けて見え見えに。
いざスライディングをすると、今度は襟回りがズリ落ちて露わになった胸の谷(この場合は頂上が下になっているから「逆谷」か)を正面のカメラがしっかり捉えるのだ。これを避けるためか、はたまた純粋に頭から滑り込むのが怖いのか、助走の途中で減速してしまう選手も多いが、初参戦の大盛真歩(AKB48)などは、記録こそ15メートル70センチとふるわなかったものの、柔らかそうなWゴム毬をガッツリと披露し、我々の「記憶」に結果を残した。
また、常連組のみちょぱと藤田ニコルも惜しい結果(みちょぱ2位、にこるん7位)ではあったが、怖気づくことなく挑み、しっかり「逆谷」を見せる。みちょぱにいたっては、27メートル10センチというロングランのお陰か、もうちょっとで「山頂」までポロンと出ちゃいそうなほどの大健闘。
みちょぱとにこるんはともに、今年25歳。大人になった2人は「ギャルタレント」からコメンテーターもできる女性タレント枠に移行しつつあり、そろそろこの企画から卒業か…とも思ったが、この日の活躍を見て、まだまだやってくれそうだと安堵した。
事実、最終種目のリレーでも、みちょぱとにこるんがアンカーで対決。大盛り上がりだったし、そもそも「ギャルはマインド」って言うから、年齢や性別なんて関係ない。来年もその心意気で、大いに楽しませてくれることを期待している。
(堀江南)