山川穂高が強制性交で書類送検されて大揺れの西武ライオンズ。親会社「西武ホールディングス」の第18回定時株主総会が6月21日、埼玉県所沢市で行われたが、ここで山川の後輩選手2人が思わぬトバッチリを受けた。現場に居合わせた関係者の話を聞くと、株主総会では11人が質問を行った。そのうちの1人がライオンズ関連の話に集中したという。
「ライオンズの両エース。試合に出てくると非常に見苦しく、食事がまずくなる。(球団マークの)獅子をイメージした髪型だと思うが、スポーツ選手としてどうかなと思う。球団は注意できないのか、それとも個性として見過ごしているんでしょうか」
この苦言について球団OBは、
「高橋光成と今井達也の両投手を指しているのでしょう。西武は昔から髪色や服装に関しては、とやかく言う球団ではない。なにより現場で指揮する松井稼頭央監督は現役時代、金髪でしたから(笑)。紳士が求められる巨人軍ならいざ知らず、特にパ・リーグ球団は緩いですからね」
ただ、この話には伏線があった。山川に関して、株主による、
「金のネックレスをジャラジャラさせていて、その上、ダブダブのユニフォーム(を着ている)。西武球団のクリーンなイメージがダメージを受けている」
という振りがあったのだ。
「つまりは山川が問題を起こしていなければ高橋、今井のことまで言及しなかった、ということ。球団もいち株主の指摘で髪をバッサリ切るよう命じることは考えにくいですけどね」(前出・球団OB)
2人の投手にとっては、はた迷惑な話なのだろう。