昨年8月の第19弾を最後に、田中要次と羽田圭介が「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」(テレビ東京系)を卒業してから、もうすぐ1年が経つ。しかし新たなメンバーは発表されず、次のコンビが誰になるのかがバス旅ファンの注目の的に。様々な名前が後継者として挙がっているが、ここに来て元プロ野球選手の鳥谷敬を推す声が大きくなっている。
鳥谷は6月21日の「ぐるり一周対決旅」(テレビ東京系)に出演。昨年11月の第2弾に続く出演で、今回もチームの頭脳として活躍を見せた。その活躍ぶりをテレビ誌ライターは、
「バスや鉄道などルート選択はすべて鳥谷が担当し、地図も持って道案内もしていました。メンバーの春日俊彰とじゅんいちダビッドソンはただついていくだけでよかった。情報収集にも積極的で聞き方も上手。ファンがバス旅をやらせてみたくなるのも理解できます。ルックスもいいし、何より楽しそうに旅をしていた。これは前の羽田と田中にはなかった特徴です」
と絶賛する。
視聴者の反応も上々で、「頼りになる。バス旅Zのリーダーに」「別の旅でも見てみたい」と、次期バス旅コンビに大プッシュなのである。
だが、事はそう簡単に運びそうにない。もし次のバス旅レギュラーに選ばれれば、数年にわたってロケに参加しなければならない。しかもロケは4日から5日にわたって連続で拘束される。これが可能かどうか。
「早稲田大学出身で阪神の岡田監督の後輩の鳥谷は、将来的に指導者として現場に戻る可能性が高いですからね。それを考えると、バス旅のロケに出るのは難しいのではないか」
鳥谷がバスで旅をする姿とユニフォームを着た姿を比べれば、やはり見たいのは後者。残念だがバス旅コンビ就任は諦めたほうがいいかも。