ヤクルトスワローズの山田哲人による「女性ポイ捨て」が週刊誌で報道されてスポットライトを浴びたのは、女性を紹介する「アテンダー」なる役割の人物だ。告発女性とのAさんと山田は、アテンダー主催の飲み会を通じて連絡先を交換したという。その後、山田の自宅マンションに呼ばれるようになったが、デートもなく肉体関係ばかり。Aさんは「性欲の処理さえできれば誰でもいいんだとわかって、急速に恋愛感情は薄れていきました」と告白した。さらにAさんと並行して、山田が別の女性にも声をかけていたことも明かされている。
アテンダーとは有名人に女性を紹介し、飲み会を盛り上げる人物のことだ。芸能界に女性を斡旋するアテンダーは昔から存在する、と語るのは、芸能界の夜の事情に詳しい関係者だ。
「最近はアテンダー個人による仲介が当たり前になりましたが、ひと昔前は芸能人ご用達のラウンジで女子大生など素人の女の子を紹介するのが一般的でした。例えば、山口もえの元夫・尾関茂雄氏が手掛けていた西麻布の高級ラウンジ。無許可で客の隣に座らせて接待をさせた風営法違反容疑で2011年に摘発されましたが、芸能人やスポーツ選手が多く通っていた店です」
こうした芸能人が通うような「お忍び系ラウンジ」にはデメリットもあったという。
「店舗だと足がつきやすく、週刊誌にも狙われやすい。無許可店が多いため、摘発されるリスクが高いんです。その後、2014年頃から『港区女子』という言葉が浸透すると、芸能人も会員制の高級パパ活クラブに移行していきました。ここ数年でパパ活が社会問題化してきてからは、リスクを避けるためにも、港区で顔の広い人物に女の子を仲介してもらうことが一般的になったんです」(前出・関係者)
港区における有名人と女性のトラブルは、まだまだ闇が深そうだ。