「足立梨花の夫は二宮金次郎の末裔だった！」
芸能ニュースで話題に上がっているのは、6月26日にタレント・足立梨花と結婚した、ダンスや手話でパフォーマンスを行う音楽ユニット「HANDSIGN」のTATSUだ。同日、2人は都内の区役所に婚姻届を提出し、結婚記者会見に臨んだ。
「全然知らなかったんですよ、末裔だってことを。どうしましょうね。私の血が入っていいのかっていう不安はありますけど、あんまり気にしてないかな。本当（に末裔）なんだよね？」
そう話す足立が「事実確認」をすると、TATSUは「本当に末裔です」と断言したのだった。
薪を背負い、本を読んで歩く金次郎像から、勤勉の象徴として日本人に馴染み深い二宮金次郎（二宮尊徳）は、江戸時代末期に関東から南東北の農村復興に尽力した偉人である。「万物には全て良い点（徳）があり、それを活用する（報いる）」という思想や方法論は「報徳」と呼ばれ、渋沢栄一、安田善次郎を始めとする明治の財界人や松下幸之助、稲森和夫といった昭和を代表する経営者たちに多大な影響を与えたとされている。
金次郎は今もあちこちで「登場」するほどポピュラーな存在で、本宮ひろ志原作の漫画「猛き黄金の国 二宮金次郎」は、漫画雑誌「グランドジャンプ」で連載中だ。2019年の映画「二宮金次郎」では、合田雅吏が金次郎を熱演した。今後、ドラマ・映画・アニメ化されることがある場合、「HANDSIGN」がテーマ曲を担当すれば、大いに話題になることだろう。
TATSUのような偉人の末裔で思い出すのは、ランキングサイト「ランキングー」が今年2月21日に発表した「実は歴史人物の子孫で驚いた芸能人ランキング」だ。
それによると、第3位はクリス・ペプラー（明智光秀）、第2位が騎手の武豊（西郷隆盛）、そして第1位はサンドウィッチマンの伊達みきお（伊達政宗）だった。
「TATSUも足立との結婚効果で近い将来、ランキングに入るかもしれませんね」（ネットライター）
足立のアゲマンぶりが試される。
（所ひで/ユーチューブライター）
