和田アキ子が怒り心頭だ。
コトの発端は、7月1日に放送されたラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)で、和田が発した言葉だった。広末涼子とのW不貞スキャンダル渦中の鳥羽周作シェフが「週刊文春」でインタビューに応じているのだが、そこで妻と連絡が取れない状態であると語っているのだ。和田はこれについて「家族とは会えてないけど、広末さんとは連絡とってるの。どないなってんの」などとコメントした。
これに我慢ならなかったのか、鳥羽氏は同日、長野県小谷村に新しくオープンした自身のレストラン「NAGANO」のオープン初日に訪れた「東スポWEB」の記者に対し、
「俺は(連絡)取りたいけど、向こう(鳥羽氏の妻)が今とってほしくないって言ってるからとってないってだけの話で。しかも広末さんと連絡取るの、普通じゃん。文春の話とかで事実ベースで連絡取るでしょ。これどうなってんの、とか」
そう事情を語った上で、和田を想定したと思われる批判を展開したのである。
「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど、何なのかなって思いますけどね」
この猛口撃を受けて、和田は7月2日の「アッコにおまかせ!」(TBS系)で、怒りを爆発させた。
「この方(鳥羽氏)が私のこと『頭のあまり良くないご意見番』とおっしゃって…。すいません、頭の悪いご意見番で。今朝のネットニュースで(鳥羽氏がキャンドル氏に)謝りに行く気は全くないと。(キャンドル氏は)もともと色々ある人だから、行ったとしてもこっちが傷つけられる。文春も読みましたけど、そこに書いてあることと正反対のことを言っている。全く自分は悪くない。(広末のことを)真剣に思ってるから謝る必要もないんだ、ということまで書いてあるんですよ」
どうにも怒りが収まらない和田は、こうも言う。
「どういうことなんですか。私をなんで出すんですか。言ってることがおかしい。文春とまったく逆。キャンドル・ジュンさんのこと、ボロクソですね。ご意見番って言われることに腹が立つ」
和田が指摘したように、鳥羽氏は「東スポWEB」に対し、キャンドル氏を次のようにコキ下ろしている。
「俺の方がちゃんと法律も守ってる。向こうは暴行、傷害ですからね。それなのに同列で扱われるのってどうなのって思うし。クソっすよ、あいつは。それわかった上であんな泣き落としみたいな。まぁでも出てくると思いますよ。不貞行為なんて10くらいあるんじゃないですか、俺が知ってる限り。マジでああいうやつは抹殺された方がいいですよ、ホント。俺の方がまだ純愛でまともじゃないすか。しょうがねえなって感じじゃないですか」
暴行、傷害とは「週刊女性」に報じられた、キャンドル氏の過去の暴行や不貞疑惑のことだ。とはいえ、「週刊文春」のインタビュー記事とは真逆の発言をした鳥羽氏に、和田ならずとも首をかしげるのは当然のことだろう。
鳥羽氏のこのブチまけ発言については、7月2日の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が、次のように論評している。
「文春の会議室の中だとアウェイ感が強いので、かなり丁寧に答える。対照的に昨日(7月1日)長野県で自分の新しいレストランは文春のインタビューと全く違う雰囲気で、キャンドルさんの猛烈な批判してるわけですよ。アッコさんにまで噛みついてるんですよ」
MCの爆笑問題・太田光は、
「いちばん噛みついちゃいけない人ですよね」
と返していたが、太田が恐れた通りの展開になったのである。
鳥羽氏の暴言三昧で、ますます泥仕合の様相が強まってきたスキャンダルは、まだまだ決着しそうにない。
(石見剣)