広末涼子と鳥羽周作シェフの「禁断の関係」スキャンダルをめぐっては、広末の夫キャンドル・ジュン氏が会見を開き、それを受けて広末が「週刊文春」でナマ釈明。そして今度は鳥羽氏が「週刊文春」の取材に答えた。ようやく口を開いた鳥羽氏のインタビューは200分に及んだといい、自らの行いについて「順番を間違えた」と謝罪。広末との仲が接近していく過程、騒動が明るみになった後の2人のやりとり、広末に対する現在の偽らざる気持ちなどを率直に語っている。ところがこれに、
「正直言って、言い訳がましいと感じてしまいましたね」
と語るのは、ベテランの芸能記者だ。
「言っていることと実際にやっていることが違うのではないですか。『男としてケジメをつけないといけない』とは言うものの、キャンドル氏からの連絡には逃げ回り、『謝罪すべきと思ってる』『謝罪する気持ちはあります』と言いつつ、直接会うことはせずに『弁護士に任せている』のだと。弁護士ではなく、まず自分が会って謝罪すべきではないか、あるいは200分も取材に答えるヒマがあったら、キャンドル氏に会えるだろう…そんな批判が出ることとなりました。自身の妻や子供に対しても同様で『誠心誠意対応したい』と言いつつも、まだ会っていないというわけですから」
そうした対応のまずさが世間の批判を拡大させ、ひいては自身の仕事が次々と失われていく結果につながっているのだが、
「道ならぬ関係に陥る心の内は理解できたとしても、その後の対応のまずさは広末と鳥羽氏双方に共通しています。自分ファーストで、傷つけた相手に誠意を持って向き合う姿勢が見られない点、自分や不貞相手を守る言い訳っぽい発言が目立つ点などです。とうてい世間を納得させられるようなものではありませんでしたね」(前出・芸能記者)
鳥羽氏は最後に「これで僕がこの問題を話すのは終わりにしたいです」と口にしているが、これも「単なる逃げ」としか受け取られないのではないだろうか。
(石見剣)