2015年10月から放送されているマツコ・デラックスの冠番組「マツコ会議」(日本テレビ系)は、スタジオのマツコがディープな場所と中継を結び、注目の人物をピックアップする。タレント・ぺえが「カリスマ店員」として芸能界デビューするきっかけを作るなど、多くの人気者を生み出してきたが、今年9月末をもって終了することが判明した。
終了の理由は視聴者の低迷と、スタッフの入れ替わりが重なったことなど。放送開始から8年、番組の歴史に幕を下ろすことになった。
番組終了により、日本テレビのレギュラー番組は「月曜から夜ふかし」の1本のみとなるマツコについて、放送作家が指摘する。
「芸能界引退に向けた、マツコ自身の意向も反映されているのではないか。というのもマツコは近年、たびたび自らの引退に言及していて、2021年の『マツコ会議』では『どのタイミングで私は身を引こうかなって、ずっと考えてる』と発言しました。昨年『アウト×デラックス』(フジテレビ系)が終了した際にも、引退準備だと言われました。まだまだ続きそうだった『マツコ会議』まで終わるとなれば業界内でまことしやかに語られている『マツコ引退』が真実味を帯びてきます」
では、そのタイミングとはいつなのか。
「『5時に夢中!』(TOKYO MX)での本格的芸能界デビューから20年の節目となる、2024年の年末です。それだと、本人としてもやりきった感があるのではないでしょうか」(テレビ関係者)
芸能界を去る日は遠くなさそうだ。
(山倉卓)