2013年に酒に酔ってタクシー運転手に暴行を加える事件を起こしている、元サッカー日本代表の前園真聖氏。その前園氏が、それよりさらに前、なんと日本代表時にアルコールでやらかしていたことが明かされた。
自身のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に、アトランタ五輪で監督だった西野朗氏と、チームメイトの城彰二氏をゲストに迎えて当時のことを振り返り、話は沖縄での合宿に。この時、前園氏は城氏、川口能活氏、松原良香氏、中田英寿氏、廣長優志氏と飲みに出かけたそうで、城氏が、
「ゾノ(前園氏)が飲んで気持ち悪くなっちゃってね。ロビーのとこでワーと吐いちゃって」
と暴露したのだ。
なぜそこまで酔っ払ったのか、理由を前園氏は「沖縄だったからあまり免疫のない泡盛を飲んだんだよね」と釈明。自分だけではなく全員が飲み過ぎで、翌日は青い顔で練習をこなしたと告白した。
代表合宿中の泥酔が監督にバレれば代表から外されることにもなりかねないが、幸いにも当時監督だった西野氏はその失態を知らなかったといい、
「山本昌邦(当時のコーチ)で止まってるんだよ。これ監督に知られたらみんな帰しちゃうと思って。知っていたらたぶん帰していた」
と冷静に当時を振り返っていた。
もし前園らが代表から外されていれば「マイアミの奇跡」も、その後の活躍もなかったかもしれない。ただ、合宿時のやらかしを反省していれば、「あの事件」は起こらなかっただろう。