7月9日放送の「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)に、釣り人から「配慮が足りないのでは」との声が上がっている。
この放送でTOKIOの城島茂と国分太一、草間リチャード敬太の3人はDASH島で大物釣りに挑戦。日本発祥のルアー「タコベイト」をお手本に、漂着物を使って疑似餌を制作し、それを使って流し釣りをした。
一見すると何の問題もなさそうだが、国分たちが疑似餌づくりに使った漂着物の中にプラごみと思われるものが含まれており、
「疑似餌の素材、マイクロプラスチックになりかねないけど、環境的にどうなの?」
「疑似餌を作るのはいいけど、プラ系を使うのはどうなのか」
と問題視する声がSNSに上がったのだ。モノ雑誌のライターが語る。
「釣りにも環境保護の考え方は浸透しており、市販されているタコベイトの素材は環境ホルモンの影響がない物質を使っています。国分さんらが作った疑似餌を1回ぐらい使ったところで環境が破壊されると思えませんが、取り組みとしては少々中途半端だったのでは」
特に国分はアウトドア派でキャンプにも精通しているだけに、もしプラごみであれば気がつかなかったのだろうか。
加えて、疑似餌で釣り上げた大きなヒラメについても疑問視されている。釣り雑誌ライターの話。
「映像ではタコベイトの針が下顎の真ん中にかかっているように見えるのですが、ヒラメの食性を考えるとここにかかることはまずなく、通常は口の上側にかかる。また上がってきたヒラメが暴れることなく、小さなたも網に収まった点も少々不自然に見えましたね」
とはいえ一度の放送で複数疑問の声が出るあたり、まだTOKIOと番組への人気が冷めていない証拠ということか。