正論は「そっとしておいてあげて」かもしれないけれど…。
昨年、1年中SNS上を騒がせた有名人といえば、歌舞伎俳優の市川海老蔵。その海老蔵が12月25日に、前日のクリスマスイブに長女の麗禾ちゃん、長男の勸玄くんを連れ、家族水入らずで東京ディズニーリゾート(以下=TDR)で過ごしたことを報告した。ところが、そんな余暇の真っ最中、東京ディズニーシー(以下=TDS)で、週刊誌の直撃取材を受けたことも明かし、世間を驚かせたのだ。
「海老蔵は24日、人気アトラクション『トイ・ストーリー・マニア!』を楽しんだことを報告。しかし、このアトラクションから降りたところで《まさかまさかの週刊誌…クリスマスにわざわざご苦労様です》と、週刊誌の直撃取材を受けたようですね。海老蔵自身はSNS上で《今回も家族で来ているので なにも やましい事ないですよー よろしくお願いします》とさくっと対処してました」(女性誌記者)
ネット上の反応は、マスコミ批判とそれに対処せざるを得ない海老蔵への同情が大半。「家族でいる時間ぐらい静かにしてあげて」「パーク内でも直撃ってプライベート侵害じゃないの?」「TDRも迷惑だと思う」といった具合。ところが、一方で、今回は海老蔵への“疑問の声”も少なくないというのだ。
「結局、今どこどこにいると随時報告している海老蔵のほうが本当はマスコミを待っているのではないかという“邪推”のような疑惑です。本当にマスコミが邪魔ならもっと隠密行動は取れるはず、という理屈で、一部からはブログ収入稼ぎも頭にあるのではないかと疑うような声もあります。さらには、一連のあの『疑惑』についても作為的な話題作りなのではという見方まで出ているんです」(前出・女性誌記者)
一連の「疑惑」とは、妻・麻央の姉でフリーアナの小林麻耶との関係だ。このクリスマスも、小林は「好きな人と過ごします」と意味深タイトルでネット民を騒がせたばかり。
「思わせぶりな言動が目立つ麻耶ですが、彼女との関係を明らかにしない海老蔵に対しても、いかがなものかという批判が少なくないんです。一般人なら妻を病気で亡くしても、すぐに周囲も忘れてしまうものですが、有名人は注目度が高いので、その気になればブログを使って“その後”について、関心を引っ張り続けられるというわけです。若い奥さまを亡くしてお気の毒な立場なことは間違いないんですが、意図していなくても、ちょっとしたことで批判や邪推を呼んでしまう。これも有名人だから、ということに尽きるんですが…」(前出・女性誌記者)
いっそ、海老蔵は、ついブログに現在位置を明かしてしまわないようスマホを持たない日を作ってみてはいかがか。
(飯野さつき)