社会

夏休みを暗転させないために…海外旅行でぼったくりのカモにされる日本人「4つの特徴」

 コロナ規制が緩和され、自由に海外旅行に行けるようになった。夏休みに海外旅行の計画を立てる人も多いのではないだろうか。そんな中、世界では日本人観光客を狙ったぼったくりが横行している。海外旅行でカモにされやすい日本人の特徴を知っておくべきだろう。

 まずひとつめは、海外旅行で浮かれてしまう人だ。久しぶりの旅行でつい気持ちが緩んでしまう人は多いが、海外だからこそ、日本にいる時よりも気を引き締める必要がある。不況や円安に見舞われている日本だが、それでも「日本人=カネを持っている」というイメージをいまだに持つ外国人は少なくない。旅行先では日本語で騒がない、日本語のガイドブックを大っぴらに持ち歩かない、などの注意が必要だ。

 続いてカモにされやすいのは、現地の相場を全く知らない日本人。例えば、日本人に人気の高いタイ。空港では「タイって食事も50円くらいでしょ」と話す大学生の集団を見かけることがある。無論、そんな時代もあったが、全世界で物価は上昇しているのだ。

 当然、安いというイメージのまま夜の店に入ると、つい気が大きくなってしまい、大判振る舞いをしてしまう。その結果、予想以上の料金に膨れ上がり、ぼったくられた感覚に陥ることになる。

 3つめは、日本語のガイドブックや情報サイトを信じすぎてしまう日本人。日本のガイドブックやウェブ媒体で紹介された店には観光客が多く訪れるため、価格を上乗せされることがある。日本であれば外国人観光客相手でも料金は変わらないが、海外では通用しない。また、ガイドブックはコロナ禍で取材ができなかったため、情報が更新されていないことがある。安くて美味しい店を探したいのであれば、最新のSNSの口コミを参考にするといい。

 最後に、流されやすい日本人こそ、ぼったくりに引っかかりやすいと覚えておこう。ノーと言えない性格の日本人は、観光地の客引きに言われるがまま、相場以上の料金を支払ってしまう。悪質なぼったくりに遭わないためには、最低限の現地の言葉、そして断る勇気を持つことだ。

 日本人はやたら交渉をしたがるが、そもそも観光客向けの価格をいくら値切ったところで、現地の相場にはならない。値段を確認して相場以上であれば「いらない」と現地の言葉でハッキリと言うべきである。現地の言葉を少し喋れるだけでも、ぼったくり対策になることを覚えておくといいだろう。

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