横浜DeNAのトレバー・バウアーが、セ・リーグ6月度の月間MVP賞(投手部門)を受賞した。交流戦3試合、セ・リーグ球団との1試合に投げて全4勝を挙げたバウアーは「ありがとうございます。日本野球にアジャストすることがうまくできた」と感謝を口にした。好調の要因としては、相棒の捕手・伊藤光とのコミュニケーションが改善されたと明かして「いいリズムを作ることができた」と納得の表情を浮かべている。
1998年以来25年ぶりのリーグ優勝に必要不可欠なバウアーだが、心配事もある。来日後に更新している公式YouTubeでの発言内容だ。
「大半は日々の練習やオフの過ごし方などを動画で紹介していますが、先発登板した6月25日の阪神戦で取られた守備妨害を問題視している。『走者に送球が当たらないようスローイングゾーンを作らなかったら(相手)投手のミス』と訴えました。さらにユーザーに対して『どう思う? 何も悪いことをしていないのに僕の後頭部にボールを当てた。僕が間違ってるのか? 教えて欲しい』と見解を求めています。意義ある内容である反面、審判団を敵に回すものとも捉えられる。次戦以降のストライク、ボール判定に影響が出なければいいのだが」(球界OB)
物言いする相手には十分な注意を心がけないと…。